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次の日の朝。今日は部活で、いつものごとく車で送ってもらって学校に向かった。
「あれ?」
 学校付近に着くと、少し先の校門に星のチャームのついた自転車が停めてあった。デザイン的には女子っぽい色……いや青紫色の、男子が乗ってそうなメーカーのものだと思う。
 とりあえずそれが誰のものなのか考えながら、そそくさと部活に向かった。
 
──昼。部活終わりに職員室を通りかかると、昨日の少年と会った。
「あれ、昨日の子だ……」
「あ、昨日の……」
 その少年は私服だった。
「──へぇー、転校してきたんだ!何処から?」
二人はたまたま方向が同じだったため、一緒に帰った。
「あー、えっと、となり町から。」
「あ、となりなんだ!家はどこ?自転車だけど」
「結構遠いよ。そこの山だし」
「へぇ、大変なんだね…」
 特に話す話題もなく、私たちは下校した。
 家が近づくと、そう言えば聞いてないことに気がついて私は湊を呼び止めた。
「待って!名前聞いてない」
「俺?俺はみなと。さんずいに奏でるってかいて湊。あんたは?」
「私は小咲。小さく咲くってかいて小咲だよ」
「小咲ね……。そっか、じゃあ俺向こうだから」
「うん、バイバイ」
 しばらくして家に帰ると、そういえば何処かであったことあるような気がして、気が気でなかった。
(湊くんか……なんだっけな……)
 すると、母からご飯の呼び出しをくらった。
「あ、ご飯だ。今行くよーー!」
 ひとまずこのモヤモヤは何なのか、私は考えながら下に降りて、ご飯を食べることにした。

 一方その頃、湊は自分の部屋で過去を振り返っていた。そういえば一度保育園ぐらいの頃に、この町に住んでいたことがあるのだ。……と、部屋中に七時を知らせるアラームが鳴り響いた。
「飯でも作るか」
母親は今はアルバイト中でいないため、ひとまずご飯を作って、過去を思い出すことにした。

2.微かな記憶−湊side−→←1.ブラットムーン?



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設定タグ:イケメン男子 , 夢小説 , ろくまほ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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ツナ缶(プロフ) - えっと、ipadの充電器がポックリ逝っちゃったんで更新出来ませんでした。最新話のデータはipadのなか。…何とかして新しく続き書くのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年9月29日 13時) (レス) id: a7dc159b12 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - うぇっへーい\(^O^)/更新しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(( (2018年4月5日 22時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 16,サバゲーについて。一部書き直しました (2017年10月16日 21時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 如月あてんしょんさん» ありがとうございますm(__)m返信遅くてすいませんm(__)m (2017年10月7日 18時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
如月あてんしょん - いつも読ませてもらってます!とても面白いです!更新は難しいですが頑張って下さいね☆ (2017年9月10日 13時) (レス) id: d5977170aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツナ缶 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tunanokandume/  
作成日時:2017年6月8日 22時

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