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Episode 37 ページ37
それから月日がたち、あのデートから日常に戻った私達はまた
“あの人”と“あの子”ではなく
“先生”と“生徒”の顔で生活していた。
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そんな中でも、誕生日や記念日には家のポストに彼からの手紙が届けられ、彼からの愛に、毎回胸を躍らせ、返事を返すのがとても楽しみだった。
SJ「Aそんなに手紙ばかりのやり取りで、ほんとに付き合ってるのか？」
ジンオッパからそう聞かれた時にはどう答えようか迷ったが、世の中には【遠距離恋愛】という便利な言葉がある。
“あの人”にそのことを伝えると、11月の記念日に届いた手紙にクリスマス、またあの場所で。と記されていた。
彼の言うあの場所。
隣町のカフェ。
そしてそこから空港に向かい、済州島の海辺を歩く。
相変わらず首には彼から貰ったネックレスをかけて。
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作者名：Maru. | 作成日時：2022年1月14日 2時
