カスミソウ (ページ4)

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Episode 4 ページ4

ユナ先生に会えなくなって数日、

緊急で学年集会が開かれることになった

学年主任の先生がマイクをもって話し始めた。

主任｢えー、皆さんご存知の通り、先日2年3組の担任、ソン･ユナ先生がお休みされている件で、しばらく学校復帰は厳しい状況の為、お呼びした代わりの先生を紹介します。｣

ユナ先生に会えない寂しさが残る中

新しい先生がどんな人なのか、期待と不安でとてもドキドキする。

主任｢えー、ミン･ユンギ先生です。ソン先生と同じく、国語科、そしてバスケ部の副顧問をしてもらうことになりました。では、ミン先生、あいさつを。｣

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壇上に上がってきた先生は、羨ましいほど色白で、どこか儚い雰囲気の男性。
どこかで見たことあるような、懐かしいような、そんな雰囲気。

YG｢先程ご紹介に預かりました。ミン･ユンギです。臨時の為どれほどの時間を皆さんと過ごせるかわかりませんが、皆さんと少しでも打ち解け合い、進路など不安の無いようサポート出来ればと思います。よろしくお願いします。｣

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耳に残る心地よい低めの彼の声がマイクを通して響く。

国語の先生らしく言葉をしっかりと選んで話すそんな彼の授業を早く受けてみたい。

そう感じる他なかった。

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集会終わりいつも通りグクと一緒に教室に向かう。

JK｢なんかあの先生、猫みたいじゃなかった？｣

『え、グクも思った？笑』

ほら、また気が合うんだからこの人。

まぁ、そんなこと言ってるあなたはウサギっぽいよ？笑

JK「あ、今頭の中で俺の事動物に例えてたでしょ」

『ば、ばれた？笑』

バレバレですぅ〜なんてふくれっ面して、ほんと可愛いんだよなこの人。

そんなことばっかしてるから動物に例えられるんだよ。

なーんておもったことは私の心に秘めておく。