カスミソウ (ページ11)

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Episode 11 ページ11

ユンギ先生が来てから初めての休日。

土曜だけど部活もバイトも休みで、死ぬほど暇なんだけど…

《いつもの公園 10時集合！時間厳守！》

とパクお姉様からのカトクを知らせる通知。

何の話かはだいたい予想はついてるけど………

行かなきゃ行かないで結構後が面倒臭いから、仕方なく重い腰を上げ、支度を始めた。

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集合時間5分前。

大体こういう時姉さんは遅れてくるんですよ。

分かってるけどたまたま向こうが早く着いた時にとんでもない思いをしたからいつも早めに来る。

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今日は時間通りの姉さん。

SY｢単刀直入に言うけど、あんたさ、ユンギ先生のこと好きでしょ｣

『え？ないないない！！だって先生だよ？』

そんなことあるわけない。
第一先生と生徒の恋なんて、許されるわけが無い。

SY｢じゃあなんで最近現代文の時間1人でニヤついてるわけ？｣

『え！？私そんな顔してない！』

SY｢ふーん。じゃ、確かめてみる？｣

『たしかめる、、？？』

すごくニヤニヤしてるパクお姉様。、

この顔は何だか怪しい企みをしてる時の顔………

『嫌な予感…』

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SY｢毎日昼休み、ユナ先生の時みたいにこの問題集を抱えて国語準備室に行く。
それでユンギ先生に勉強教えて貰ってきな。
とりあえずしばらくしたら色々聞かせなさいよ。｣

『は！？』

先日バイト先であるカフェに忘れてきてしまった、ユナ先生が学校にいた頃使っていた厚みのある問題集を私に押し付けると

「うちに忘れてくから悪いのよ笑
パパの手伝いあるから〜｣

とか言って勝手に帰ってしまった………

自由すぎ…