告白 ページ2
『...好きです。も、もし良ければ_____』
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ディルック
「...酒でも飲んだのか?」
1番の質問をする前にそう聞かれてしまって思わず口ごもる。
もちろんお酒なんて飲んでいない。彼がいれてくれた飲み物。お酒を飲んでいないのは彼もわかっているはず。急に恥ずかしくなってきて「今の忘れて!」と彼に伝えた。
表情はいつもと変わらないはずなのに雰囲気はどこかあたたかくて
「そうか...」
思っていたものと違う言葉に対して驚いてる私を置き去りにして、その一言と一緒に頭を撫でられた。彼の口角はいつもより少し上がっていて、でも少し悲しそうな表情で
「僕と付き合ってくれないか」
Aは忘れても僕は忘れることができないんだ
と続けて言った。
もちろん答えは...
トーマ
「その先は俺に言わせてくれないかい?」
そういいあなたの口元をおさえ格好つけるものの、顔が真っ赤な彼。でもその瞳はあなたのことをしっかりと捉えていて
「俺と付き合って、くれないか?ずっと護る、よ」
言葉につまりながらそう言った。いつもよく笑って、私のことを笑わせてくれる彼が真剣に言っているところが少し可笑しくて、ふふふっと笑って見せれば
「俺、真剣なんだけど?」
と、普段と違うことに彼自身でも気づいていてそう言いながら困った顔で笑っていた。そんな彼を愛おしく思いあなたは勢いよく彼に抱きついて 『大好き!』と一言
そんなあなたを彼はよろつくこともなく抱き締め返して ん〜、俺も大好きだ。と返した彼の表情は凄く優しくてもっと好きになってしまいます。
タルタリヤ
『付き合ってください...』
だんだん小さくなる声。そんなあなたに彼は
「ん?聞こえなかったな〜?」
意地悪にも程があります。でもそういう彼は笑顔が隠しきれていません。あなたも少しムキになってしまい『なんでもないよ』と彼の顔を見ることはできそうにないけどそう発したら
「好きなんじゃないの?俺の事」
とあなたの両頬を手で添えて彼の方に顔を向かされます。そんなあなたは顔を赤くし恥ずかしさと戸惑いで何もできなくなってしまい彼の手を頬から離そうと彼の手の上から自分の手を重ねてしまいました。
「俺も好きだよ」
そう彼は言い放ちますます顔が赤くなっていくあなたを差し置いてかわいい、顔赤いよ?とどんどん言い続けます。
...まだ私返事してないよ?
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作者名:mIA | 作成日時:2023年3月26日 0時