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渓流 ページ8

「おじゃましまーす!」
 
僕は今、富永君のおじいちゃんの家に着いた。
 
朝早くに駅で富永くんと集合して新幹線に乗り、東京から少し離れた田舎へ来た。
 
「結構広いだろ?」
「凄い!旅館みたい!!」

「荷物置いたら釣りいこーぜ!」
「え!もう!?」
「一泊だしあっという間に時間なくなるぞ」
「そうだね、行こう!」

「部屋は俺と一緒だけど別にいいよな?」
「うん!全然いいよ!」
「じゃあこの部屋に荷物置いとけ」
 
僕は荷物を置き、2人で道具を持って家の近くの渓流へと向かった。
 

「しかし、あちぃな…」
「きっと川の水が気持ちいいよ」
 

「じゃあこの辺で釣ろうか、足元よく見ろよ〜」
「分かってるよー!」
向こう岸に渡ろうとして川を歩いていた僕は、そう言った3秒後に石に躓き尻餅をついて胸の辺までびちょびちょになってしまった。

「言ったそばから何してんだよ」
富永君はお腹を抑えながら大爆笑していた。
「ねーえーー!!」

 
こうして僕達は釣りを始めた。
太陽の光を受けて川はきらきらと輝いていた。川の流れる力強い音は聞いていて、とても心地よかった。
(こんな夏は久しぶりだな〜……)
 
富永君は次から次へと釣れるのに僕は全く掛かりもしなかった。
僕は富永君の横に行き、釣るところを見ていることにした。

「お!また来た!」
富永君がリールを巻いていく。川から魚が勢いよく飛び出し、それを捕まえる。
「いいなぁ〜魚に好かれてて、これはなんの魚?」
「これはヤマメ、けど15cm以下だからリリースしなきゃいけない」
「へぇ〜、そうなんだ!」
「大きくなれよ〜」
そう言って魚を川に返した。
彼とその行動のギャップに思わず笑みがこぼれた。
 
「そろそろ腹減ったろ?飯食いに戻ろーぜ」
「うん!」
 

家に戻り2人でカレーを食べた。その後、家で偶然見つけた水風船で遊んだ。
水風船は高校生でも楽しく遊べる事が分かった、むしろはしゃぎ疲れたぐらいだ。
 

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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜!申し訳ないです(T_T)はい!後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは!この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇`*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます!更新頑張ってください(*´∇`*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごまだんご | 作成日時:2016年9月29日 21時

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