君の笑顔が大好きだ〜2〜

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そういえば…



『今日って、全員で雑誌撮影だったね…』



「そう。よく覚えてたな」





長年、マネージャーやってたから
忘れたくても頭や体は覚えてるもんだな…。




「今、楽しいか？」



『うん、大変な事もあるけど…楽しいよ』



「そっか……なら良かったよ」




そう言って帰ろうとするお兄ちゃん。
いつも通りに見えたけど、一瞬見せた表情は
とても悲しそうだった…。




『…お兄ちゃん！』



「…ん？」




『あ、えーっと…』




やばい…呼び止めたけど、話す内容なかった。
このまま帰すのもな〜って思って必死だった…




「…大丈夫。メンバーには言わないよ？」



『あ、うん…』




「ただ…これからも連絡はしていい？」



『…！うん！私もいい？』



「いつでもいいよ。待ってる」





そう言って今度こそ帰ったお兄ちゃん。
さっきとは違っていつも通りだった

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