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61〜二階堂side〜 ページ18
それからは…
何故か偶に敬語になってたから、
タメで話してとお願いしたり…。
ニカちゃんから二階堂くん呼びになってたから、
呼び方を戻してもらったり…。
他愛もない話をして電話を終えた。
今まで離れていた時間を埋めるかのように…
「…好きだな〜」
何故Aちゃんの記憶だけ無いのか…
それは今も分からない…。
思い出したくないことでは無いはずだ。
思い出さなきゃいけないような気がする…
無理に思い出さなくてもいいと言われてる。
俺も最初はそう思った…
もう1度思い出を作ればいいのではないかと。
…でも、それではダメだ。ダメなんだ。
今度2人で会う時に何か進展があればいいな〜
あわよくば、記憶が戻れば………なんて。
そう都合よく行くわけないんだけどね?
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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2021年2月14日 15時