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no side
音駒と梟谷の数名は自主練をしに戻っており
走り込みを終えたAも第３体育館に向かった。
「あーちょっとそこの！」
黒尾が外に向かって声をかける。
Aは倒れたリエーフをつついていた。
「烏野の、眼鏡の！」
「……？」
外にいたのは月島蛍。
風呂へ向かう途中だった。
「ちょっとブロック跳んでくんない？」
黒尾と木兎の姿を見た月島は
少し考えてから口を開いた。
「あー僕もう上がるので。失礼しまーす。」
「「何！？」」
「ブロック無しでスパイク練習しても
意味ないんだよ！頼むよ！」
木兎が必死に呼び止める。
そんな様子に月島は少し不機嫌顔になる。
「何で僕なんですか？梟谷の人……」
「木兎さんのスパイク練、
際限ないからみんな早々に逃げるんだよ。」
「俺はコイツ鍛えるのに忙しいんだよね。」
「だから！俺がブロック跳びますってばあ！」
「うるせぇ！」
倒れていたリエーフが声を上げるも
黒尾に怒られ、Aにデコピンされる。
『音駒でレギュラーに入っていたかったら
それなりのレシーブ力つけないとね。』
「うぅ……」
Aに言われたリエーフは悔しそうな声を漏らす。
「見えないかもしれないけど、
コイツ全国で５本の指に入る位のスパイカーだから
練習になると思うよ。」
「３本の指にはギリギリ入らないんですかねぇ？」
『ﾝｯﾌwww』←
「ドンマイ。」
ふふん、と胸を張った木兎は赤葦に一蹴され
黒尾に肩を叩かれる。
「落とすくらいなら上げないで下さい！！」
「それに君、MBならもう少しブロックの練習
した方が良いんじゃない？」
黒尾の挑発に月島の額に青筋が浮かぶ。
Aはそんな２人を見ておぉ……と声を漏らした。
月島は無言で体育館に入る。
木兎が親指を立て黒尾はニッと笑う。
『これでちょっと休める……』←
「Aもそっち終わったら跳んでくれ！！」
『木兎さん今何て？？？
私が木兎さんのスパイク止められるとでも？？？』←
「Aなら出来るよ。」
『京治ｨｨ……軽く言いやがってｪｪ……』←
うぎゅん(？)とした顔で唸るA。
それを見ていた黒尾が一言。
「え、止められねぇの？(笑)」
『は？？止めるし。』←
「おーし！！Aしょーぶだ！！勝負！！」
『うっわ失言したわ。』←
彼女もまた、挑発に乗りやすい人間でした。←
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沙羅(プロフ) - ★さん» コメント、ご意見ありがとうございます。典型的な悪女を出して対立させたかったので登場させました。そう思われないよう、今後は気を付けて書いていきたいと思います。参考になるご意見をありがとうございました。 (2021年7月7日 1時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 姫野？ってキャラいる？いなくても話成り立つしむしろいることによって今までの面白さが無くなって残念です。 (2021年7月6日 22時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ひにゃ。さん» コメントありがとうございます！皆様の応援のおかげで書いてくることが出来ました…！！本当にありがとうございます！入試、頑張ってきます！！ (2020年9月3日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃ。(プロフ) - 続編おめでとうございます…！受験生にもかかわらず、更新して下さった主様は神です…！入試頑張ってください…！東京から応援しています…！主様が志望校に受かりますように…！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: b37bb85b42 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 何となく方言わかった。だらー。 (2020年8月31日 23時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年8月10日 21時
