第９話 ページ20
no side
『期末テスト……だと……！？』
ＩＨ予選を悔しくもベスト８で終えた音駒高校。
次に迫るは期末テストだった。
教室でゲン○ウポーズを決めたAは
震えた声でそう絞り出した。
「水瀬どしたん？」
『遠藤……期末テストだってよ。』
「年間予定表で日程知ってたでしょ。」
『遠藤つめたい。』
「まぁ私は？アンタと違って？？
成績優秀者ですからー？？？」
『くたばれ。』
ケッ、と吐き捨てるように言うA。
「てか何だかんだ言って学年順位２桁じゃん？
まあ３桁に近いには近いけど。
水瀬もやれば出来るんだって。」
『えー……勉強きらい……』
「勉強が好きなやつは滅多に居ないて。」
正論をかます遠藤。
「とりま弁当食べない？」
『……食べる。』
「今日は中庭行ってみない？
いつも教室じゃつまんないっしょ。」
『えー……』
「購買で激辛味噌豆腐奢るから。」
『行くわ。』
「辛党とかキモ。」←
『お前マジそれは言っちゃダメだわ。
全国の辛党を敵に回したぞ？？？』
「甘いは正義だからな。」
『胃もたれするジャン。』
「年寄りか。」
ブツブツ言いながらも
２人は１年からクラスが同じ仲良しである。
ゆえにこれは仲良しの印的な。
そんな２人が一階の廊下を歩いていると
背後から大きな声が聞こえた。
「あーっ！！Aさん！！」
『ｹﾞｯ……リエーフ……』
「「ちわっスA先輩！」」
「ちわっす！！中庭で弁当食べるんですか！！」
『犬岡、芝山も元気だねこんにちは。
リエーフ、そうだけどとりあえず落ち着いて。
叫ばない。飛び跳ねない。抱き着かない。』
「さーせん！！」
リエーフ達の登場に爆笑している遠藤。
Aの顔は死んでいる。
「Aさんも一緒に食べましょう！！」
『や、でも遠藤が……』
「エンドウさんも一緒に！！」
「あらホントー？君いい子じゃん。
じゃあご一緒させて貰お。」
『遠藤てめぇ……』
恨めしそうな顔で引きずられていくA。
リエーフは生き生きとしていた。
中庭のテーブルに座った５人。
Aは激辛味噌豆腐を写真に収めていた。←
「それめっちゃ辛そうっスね！」
『美味しいから大丈夫。青い鳥に呟いとこ。』
「奢り最高ってか？」
『遠藤に感謝ってな。』
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沙羅(プロフ) - 紗奈さん» コメントありがとうございます！頑張って書かせて頂きますっ！！駄作ですが、よろしくお願いします！！ (2020年5月15日 19時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白いです！最新楽しみにしてます！！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: fdb9b132f1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みつさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えるとさらに励みになります！全力で頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願いします！！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に面白い。読んでて楽しかったです。次に次にと読みたくなりました。また、楽しみにしてます。 (2020年5月7日 8時) (レス) id: e09414f65d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - れんげさん» コメントありがとうございます！そ、そそそそんな滅相もない！！読みやすいなんて嬉し過ぎます……！！ありがとうございます頑張ります！！どうぞ今後もよろしくお願いします！ (2020年5月3日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年5月1日 20時
