No.１２５ ページ39
no side
「次から次へと…今日はよく邪魔が入る…」
「緑谷 こういうのはもっと詳しく書くべきだ。
遅くなっちまっただろ」
轟が例の路地裏に辿り着く。
既に動けなくなった緑谷、飯田は目を見開いた。
「何で君が…！？それに…左……！！」
緑谷は轟が忌み嫌う左の炎を使った事に驚いた。
「″ピンチだから応援呼べ″って事だろ。
大丈夫だ、数分もすりゃプロも現着する」
轟は氷と炎をタイミングよく使って
ステインから緑谷たちを離す。
「こいつらは殺させねえぞ、ヒーロー殺し」
「…………」
「轟くん そいつに血ィ見せちゃ駄目だ！
多分 血の経口摂取で相手の自由を奪う！
皆やられた！」
緑谷は必死に叫ぶ。
「それで刃物か。俺なら距離を保ったまま…」
そう言う轟にナイフが飛ぶ。
「良い友人を持ったじゃないか インゲニウム」
ステインは跳躍し大きなナイフを轟に向ける。
轟も体勢を崩したものの氷でナイフを阻む。
「(ナイフと同時に投げて…)」
上にあがったナイフに気を取られた轟。
『焦凍 前！！』
「！」
轟が声に反応し前を向く。
目の前にはステインが迫っていた。
ガキン、という金属音と共に
轟は炎でステインを遠ざける。
『ごめん……遅くなった』
着地したA。
あのナイフは壁に当たって落ちた。
「Aちゃんも……！？」
「Aくん……！！」
緑谷と飯田は揃って驚く。
「…………A？」
『……！』
そんな声を聞いたステインが
驚いたように目を見張る。
Aもまた、同じだった。
「……ヒーローになったのか」
『……ち、ぞめ………？』
Aはステインの顔を見つめる。
『やっぱり……ちぞめだったんだ……』
「おい、Aｯ……！？」
轟がAの肩を引く。
だが、Aも、ステインも動かなかった。
「……ヒーローなら、粛清対象だ」
『ｯ……ま、待って、私は……』
ステインがナイフを向ける。
『"贋物"になるつもりは無い……！！』
「！」
ピタリとナイフが止まる。
警戒態勢をとった轟も驚いたように止まった。
『私は、あの時のヒーローみたいにはならない』
「……なら、大人しくしておけ」
そう言った瞬間、
ステインは轟達へと飛びかかった。
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沙羅(プロフ) - 紅羽さん» 私も、もっと分かりやすく書けるよう精進します！！未熟な私ですが、どうか今後もよろしくお願いします！ (2019年9月8日 15時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 沙羅さん» なるほど！そういえば言っていたのを思い出しました！私も勘違いしてしまって申し訳ありませんでしたm(__)m (2019年9月8日 11時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 紅羽さん» ご指摘ありがとうございます。分かりづらくて申し訳ございません……「クリエイティヴ」は他の生徒の声でして、八百万さんの発表へのコメントなんです…原作の方にそう書いてありましたので、そのまま引用させて頂きました。誤解させてしまい申し訳ありませんでした (2019年9月8日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 115話の八百万のヒーロー名ですが、「クリエイティヴ」ではなく「クリエティ」ですよ！ (2019年9月8日 9時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 碧泉さん» コメントありがとうございます！続編でも楽しんで貰えるように頑張ります！！今後もよろしくお願いしますー！！ (2019年8月27日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年8月13日 17時
