No.１００ ページ14
no side
「ただいま……」
時刻２３時。
相澤が帰宅した。
「……寝てるか」
相澤はゼリー飲料で夕食を済まそうと台所へ入る。
「ん……？」
置かれた鍋の蓋を開け中身を見ると
中には勿論、Aの作った野菜スープ。
「……ゼリーはやめるか」
相澤は苦笑してスープを食べた。
.
「……にしても、随分と綺麗になってんな」
シャワーを終えた相澤が呟く。
塵一つない部屋を見回し、寝室へ向かった。
.
寝室の扉を開けば
床に敷かれた布団で丸まるA。
「上で寝ればいいってのに……」
相澤は迷うことなくAを抱き上げ
自分も一緒にベッドに横になる。
『んぅ……しょーた……？おかえり……』
「すまん、起こしたか」
『んん……おかえりいえたから……いーの……』
Aはふにゃあ、と笑って相澤に抱き着いた。
相澤もまたAを抱き締め返す。
「今日は疲れたろ」
『いっぱいねたから……へいき……』
眠そうに目をこすりながらも
Aはピースサインを作る。
『しょーたも……おしごと、つかれた……でしょ』
相澤にグリグリしながらAは言う。
『おつかれさま……』
「ありがとな」
相澤はAの頭を撫でる。
Aは嬉しそうに微笑む。
「……はぁ」
『………？』
相澤は小さくため息をついて
Aを強く抱き締めた。
「……A、」
『んー……？』
相澤はAの耳元でそっと囁く。
「もし……俺が好きだと言ったらどうする」
『すき……？』
「そうだ」
Aは相澤の腕に抱き着いて
ぽつりぽつりと答え始める。
『すき……っていったら……』
相澤は思わずAの顔を覗き込む。
『いったら……わたしも……しょーたすき……』
「！」
そして眠るA。
相澤は目を瞬かせ、ゆっくり目を閉じた。
「その『好き』は"Like"なのか…"Love"なのか、
いつか聞かせてくれよ……？」
Aの額にそっと一つキスを落とし
相澤も眠りについた。
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沙羅(プロフ) - 紅羽さん» 私も、もっと分かりやすく書けるよう精進します！！未熟な私ですが、どうか今後もよろしくお願いします！ (2019年9月8日 15時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 沙羅さん» なるほど！そういえば言っていたのを思い出しました！私も勘違いしてしまって申し訳ありませんでしたm(__)m (2019年9月8日 11時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 紅羽さん» ご指摘ありがとうございます。分かりづらくて申し訳ございません……「クリエイティヴ」は他の生徒の声でして、八百万さんの発表へのコメントなんです…原作の方にそう書いてありましたので、そのまま引用させて頂きました。誤解させてしまい申し訳ありませんでした (2019年9月8日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 115話の八百万のヒーロー名ですが、「クリエイティヴ」ではなく「クリエティ」ですよ！ (2019年9月8日 9時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 碧泉さん» コメントありがとうございます！続編でも楽しんで貰えるように頑張ります！！今後もよろしくお願いしますー！！ (2019年8月27日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年8月13日 17時
