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駄菓子が一つ ページ3

貴女side


目覚ましの音で目が覚める


この目覚ましは毎朝五時に設定してある。



朝、起きたらすぐに雨戸を開け

顔を洗って着物に着替え朝食の支度をする


朝食の時間は六時ジャスト。


片付けをしたら、洗濯物を干す。

そして、歯を磨いて身だしなみを整える


何時もどおりの朝である。


この家は駄菓子屋と併合しており

平屋建てである。


家の西側にある玄関から出て

南側へ廻り、駄菓子屋の鎧戸を開ける


これが開店の合図だ。



ちなみに駄菓子屋の開店は平日は八時



貴女『んん…日光が気持ちいいです』


一つ大きなノビをして空を見上げる


空なんて見えないんですけどね。



貴女『今日は土曜日、どんな方が来るかしら』


そう呟いて店の座敷に座る


使い慣れた座布団は柔らかくて座りやすい



此処の目の前は路地、

よっぽどの物好きでなければ

こんな駄菓子屋を見つけない


子供達は何時も来てくれるけどね

駄菓子が二つ→←設定



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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年3月19日 16時

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