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ちょっと番外編 ページ21

見なくても大丈夫です((
趣味なんで!!趣味なので!!((
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no side


織田「A、どうしたんだ」

貴女『うふふ、ちょっと……ね』



Aのただならぬ殺気に

織田は思わず声をかける。



貴女『作くんは気にしなくて善いよ』

織田「だが……」

貴女『……知りたい?』

織田「聞いても善いなら」

貴女『……』



黙り込むA。

織田は緊張の面持ちで言葉を待った。



貴女『……首領に富林(プリン)を食べられた!!』

織田「」←



怒りに満ちた顔でAは叫ぶ。



貴女『楽しみにしてたんだよ!?
なのに!何でリンタロウ医師がッッ!!!
名前も書いてしまってあったのに!!!!!』

織田「お、落ち着け……?」

貴女『しかも二回目!!一回目は許した!
でも!もう許せない!』

織田「に、二回目だったのか……」

貴女『うわぁぁあああぁぁぁん』←



遂には号泣し始めるA。

もう織田はオロオロするばかりだ。



太宰「お、織田作…?何事……?」



たまたま通りかかった太宰に

カクカクシカジカだと織田は説明をする。



太宰「嗚呼…それで首領が……」

織田「?」

太宰「凄い落ち込んでたし、頬が腫れてた」←

織田「……平手打ちでもしたのか?」

太宰「……かもしれない」

織田「…Aは……凄いな」

太宰「…だねぇ」



しばらく号泣していたAは

泣き疲れたのか啜り泣きを始める。

それを見計らって織田は声をかけた。



織田「A」

貴女『ヒック…なッ…グス…に、ヒック……』

織田「富林……購いに行くか」

貴女『グス…ホント…?』

織田「嗚呼」

貴女『…………行く』



Aは赤い目を擦りながら

ギュ、と織田の手を握った。



織田「擦ると痛くなるぞ」


ほら、と織田は優しく目元を拭う。

Aは緩み切った笑顔でごめん、と云った。


それから二人は並んで

近所のコンビニまで富林を購いに行ったとか。



──────



太宰「彼処まで泣いてるAさんを
泣き止ませて笑顔にする織田作も凄いけどねぇ。
………首領、反省して下さいね」

鷗外「もう二度と勝手に食べません」

紅葉「私も三度目は許さぬぞ」

鷗外「はい…」

ひゃくじゅうさん→←ひゃくじゅうに



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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年5月13日 15時

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