にじゅういち ページ22
貴女side
建物の中をエドガワさんと歩く。
エドガワさんは普通にしてたけど
私は色んな大人の人に見られてちょっと怖かった。
迷いなく最上階のボタンを押した。
乱歩「君は僕の後ろに居れば良いからね!」
貴女『うん』
エドガワさんはメンセツをするために
この会社に来たかったらしい。
昇降機から出て大きな扉の前に立つと
エドガワさんは大きな声を出した。
乱歩「たのもう!」
部屋の中に居たのは
黒い服を着た顔色の悪い男の人と
隣の部屋の扉付近に立つ銀髪の男の人。
そして床一面に置かれた紙。
それからエドガワさんは
何か早口で云った後、大変そうだねと呟いた。
何が大変なのか気になって
エドガワさんの後ろから顔を覗かせる。
あの黒い服の人…何かオカシイ。
貴女『…積まれた紙…長い服…危ない』
思わずそう呟くとエドガワさんが振り向いて
でしょ?と笑った。
…でしょ、ってことはあの男の人は
何かのカギを握る人なのかな。
ボーッとそんなことを考えていたら
並べられた紙の上をエドガワさんが歩いていく。
…良いのかな。
エドガワさんが云うには
メンセツに必要な書類を探してるらしい。
いつの間にか移動したエドガワさんは
窓を思いっきり開けてしまった。
貴女『あ、今日、風が強い……』
男性「うおあああああああ!?」
紙が舞ってキレイだと思ってしまったけど
あの黒い服の人は頭を抱えていた。
────
貴女『…シャチョウさんが殺 されたのに
なんで銀髪の人は何もしないの?』
福沢「なに?」
乱歩「全くその通り!職務怠慢だよ。
母上がここにいたら今頃犯人をふん縛って
窓から投げ棄ててるよ!」
それからエドガワさんが
黒い服の人…ヒショさんと云うらしいこの人が
シャチョウさんを殺 した人みたいな事を云う。
話を聞いていると
銀髪の人はフクザワさんと云って
ヨージンボーという職業だと知った。
よくよく話を聞いて考えると
ヒショさんが犯人だと云ってもおかしくない。
簡単に人はタヒんでしまうから
命は大切にしなきゃいけないのに、
なんで殺 してしまうんだろう。
フクザワさんが説明しろと怖い声で云うと
エドガワさんは窓を閉めて説明し始めた。
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作成上の都合で推理シーンは
省略させて頂きます()
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沙羅(プロフ) - ミズミズさん» コメントありがとうございます!本当にありがとうございます...これも皆様のおかげです!相変わらず更新はゆっくりですが今後ともよろしくお願い致します! (2019年3月9日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ミズミズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しみに更新待ってます。頑張ってください! (2019年3月9日 11時) (レス) id: ce434b4809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年3月9日 8時