今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:3,584 hit
小|中|大
二歩 ページ3
?side
先程、太宰が飛び込んだ川を眺める。
止めることは出来なかった。
貴女『やァ作之助。今日も元気そうね』
不意に背後から声を掛けられ
少し驚きながら首を巡らせる。
其処には愛しいAが立っていた。
探偵社の一員として働いている。
貴女『治を見なかった?』
「彼奴なら川に飛び込んで流れていった」
貴女『え?川を流れてった?』
口をポカンと開けて俺の顔を見るA。
「済まん…止められなかった」
貴女『……良いの、作之助は悪くないわ』
それからAは
川の流れの速さやらを計算したらしく
太宰が居るであろう場所を推理していた。
「辛い思いをさせて済まない」
貴女『でも目の前に居るんだから。ね?』
「…嗚呼。そうだな…」
少し首を傾げるAを見て
俺は頷くしかなかった。
貴女『さ、治を回収しに行こう』
「嗚呼」
−−−−−−−−−−−−−
短くてごめんなさい…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙羅 | 作成日時:2019年2月15日 22時