夢主の過去・十四 ページ26
中也side
姐さんとの任務を報告しに
首領の部屋行っていた
報告が終わって部屋から出ると
いきなり
貴女『中也兄さん!』
中也「……ん?」
飛びついてくる奴がいた
中也「いってェ……手前!何しやがる!」
貴女『ねぇ!太宰さんってどんな人? 』
はァ?太宰ィ?何でその名前を出すんだよ
中也「何でそンなこと……」
貴女『……駄目?』(涙目+上目遣い
う……その顔は反則だろ……
中也「あぁ…ンーと…悪巧みとか……
口が達者で……腕は…良い…奴だ」
貴女『…悪い人?』
中也「なんでだ?」
貴女『だって…会っちゃ駄目って云うじゃん』
会っちゃ駄目……か
確かに…会うと面倒だよな……
中也「Aが隠れる上でバレちゃ駄目なんだ」
貴女『私さ……マフィア…辞めよーかな』
中也「はァ?強くなりてェんだろ!?何でだよ」
貴女『……そうだけど』
中也「なら何で!」
こんな餓鬼が1人で生きていけるわけねェ!
貴女『…外を見たい、もっと広く』
中也「もっと大きくなってからで善いじゃねェか」
貴女『……そうだね』
もっと強くなって大きくなったら
あの海の向こうへ行く!
そう元気にヨコハマの海を指さす
中也「嗚呼…そうしろよ、ほら部屋に戻れ」
背中を押せば手を振って走っていく
貴女『取敢ず太宰さんにはまだ会わない!』
中也「一生会わなくて善いッつの!」
この後、首領にニヤニヤされたのは
言うまでもない……
首領「善いお兄ちゃんだねぇ」
中也「……(汗)」
────
中也「何で手前知ってんだよ!」
貴女《情報力舐めんな》←
太宰「口調迷子じゃん」←
貴女《そろそろ切りますね、会議があるので》
太宰「わぁ…中途半端!」
---------------
作者「私のせいです」
中也「手前がバラしたのか!?」
作者「私の頭の中ですからねェ」
太宰「取敢ず帰ってくれ給え」
作者「…じゃあ太宰さん出さないからネ☆」←
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙羅 | 作成日時:2017年3月13日 18時