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夢主の過去・九 ページ21

貴女side


織田「今日はもう終わりだな」

貴女『作兄今日は有難う!』


短機関銃は軽かったけど

ずっと持ってればやっぱり重く感じる


貴女『うーん…お腹空いた!』

織田「…俺もだ」


二人で顔を見合わせて笑う


貴女『作兄はなんの食べ物が好き?』

織田「俺は咖喱だ」

貴女『あ〜咖喱は美味しいよね!』


咖喱か…食べたくなってきたなぁ……


織田「これから食べてこようかな」

貴女『えっ!ずるい!私も行く!』


織田「門限は平気なのか?」

貴女『…多分、大丈夫!』


紅葉の姐さんにはしっかり謝ろう


織田「俺の行きつけがある」

貴女『本当?楽しみ!』


作兄と手を繋いで歩くこと数分


とある洋食店に辿り着いた

店主「おや、織田作ちゃんいらっしゃい」

織田「あぁ」

店主「今日は子供連れかい?」

織田「弟子のような子だ」


貴女『こんにちは!』

店主「おぅ!」


調理場に立っていたのは

五十歳くらいのおじさんで

目尻に笑い(じわ)がついている

黄色い前掛け(エプロン)をつけている人


店主「いつものでいいかい?」

織田「あぁ、Aは如何する?」

貴女『作兄と一緒でいい!』


織田「じゃあ何時ものを二つ」

店主「あいよ!」


暫く待っている間、2階の方から

なんとなく気配がした。


今はお腹が空いてるから

気にしないでいたけどね……



おじさんが出したのは

シンプルな咖喱飯だった


でも、野菜もお肉もトロトロで

すっごく美味しそうだけど

辛そうな香りもした


貴女『いただきます!』((パクッ

……ちょっと辛いかも


店主「二人共、味はどうだい?」

織田「いつも通りだ」

貴女『ぅん…ちょっと辛いけど美味しいよ』


そう云ってコップの水を少し飲む


ほとんど食べ終わった頃

さっきから気になっていた事を聞いてみた


貴女『ねぇおじさん、作兄、2階に誰かいる?』


店主「…!」

織田「よく気が付いたな、子供達がいるぞ」


貴女『多分、三人以上はいるよね?』

店主「この嬢ちゃんは凄いなぁ、五人いるよ」


織田「Aも挨拶して来るといい」

貴女『作兄も行こ?』


織田「あぁ…、親爺ちょっと行ってくる」

店主「気ぃつけなよ(笑)」


……?

何故に笑ってるんだ?

危険なのかな?ま、気にしないけどね


そこら辺の子供には負けないよ


((作者「貴女も子供だからね?」

五月蠅いよ?あ〜あ作者から消s…


作者「ご勘弁を、」


はいはい、じゃあサヨナラァ

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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年3月13日 18時

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