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夢主の過去・四 ページ16

※過去sideで書きます

貴女《医術を教わった…の後ですね》


──過去の貴女side──


貴女『首領、有難う御座いました』(ペコッ

森 「あぁ、またおいで(ニッコリ」

貴女『その洋服は着にくいので変えて下さいね』

森 「ボーイッシュがいいのかい?」

貴女『はい』

森 「えー、私の趣味じゃn『では失礼します』」


首領の言葉を遮って部屋を出ると


───ガチャッ


黒服「お待ちしておりました、行きましょう」

貴女『有難う御座います。何時もすいません』

黒服「いえ、これが仕事中ですので」

貴女『……存在の隠蔽、ですね』

黒服「はい…、このフードをどうぞ」


何時も通りの黒服さんが黒い上着を持っていた


それをかぶって黒服さんの横を歩く


貴女『此処で善いです、練習があるので』


そう云って中庭の前で止まる

黒服さんは一礼して去っていった


貴女『今日は、拳銃だったな』


太もものホルダーから取り出して構える

木に付けてある的を狙って打つ練習だ


私はどうも拳銃が下手くそだ

そんな事を考えてたら弾がどっかいった


貴女『あ、硝子が割れた』───パリーン


アレは…首領の部屋だな←



貴女『……もう一回!』


人体の急所である、頭、眉間、心臓等には

二発しか当たらなかった

貴女『あ〜あ、弾切れだ。今日はお終いね』


……暇だな。外に出てみよう

電話して聞けば善いよね

貴女『もしもし、紅葉姐さん?』

紅葉《おやAか、何用じゃ?》


貴女『フード被るからお散歩していい?』

紅葉《うーむ、気をつけるのじゃぞ?》

貴女『判った、一時間位で戻ります』

紅葉《承知した》


やった、許可取れた!


中庭から飛び出して正面玄関へ走る


貴女『こんにちは黒服さん、行ってきます!』

さっきの黒服さんに挨拶して、外へ出る


暫く駆けていると


ビルの周りの溝浚(ドブさら)いを

している人がいた

貴女『こんにちは、ご苦労様です』


その人は声を掛けると吃驚した様に

私を見つめた、腕の階級章を見ながら


この階級章は幹部の補佐が付けるものである

私の存在の隠蔽には必要だと

首領と紅葉姐さんが付けてくれました


??「あ…有難う御座います」

貴女『(かしこ)まらなくて善いですよ?』

??「いや、でもそれ…」


と、腕の階級章を指さして言う


貴女『大丈夫です!あの…それお仕事ですか?』

溝浚いのお仕事なんて最下級の人の仕事ですし


―――――――
文字数ゥ…

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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年3月13日 18時

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