にじゅうご ページ26
貴女side
それから乱歩くん達と一緒に
事件があったという堤防に来て…
箕浦さんって人が乱歩くんを馬鹿にしたり
治くんが川の網に引っかかったり
してたけど事件は解決に向かってる。
乱歩「よし杉本君!今から君が名探偵だ!
60秒でこの事件を解決しなさい!」
杉本「へぇッ!?」
乱歩「はいあと50秒」
それから少しして興味深いことが聞けた。
杉本「そ……そうだ山際先輩は
政治家の汚職疑惑それにマフィアの活動を
追っていました!」
貴女『…!』
杉本「そういえば!マフィアの報復の手口に似た
コロし方があった筈です!もしかすると先輩は
捜査で対立したマフィアに殺され────」
貴.太『「違うよ」』
杉本「え……?」
中島「Aちゃんも分かるの…?」
貴女『…おべんきょうしたの!』
お、治くんと被ってしまった…
太宰「Aちゃんの分も私が説明するよ。
マフィアの報復の手口は身分証と同じだ。
細部が身分を証明する」
そう云うと治くんは頭に指を当てる。
太宰「マフィアの手口は
まず裏切り者に敷石を噛ませて
後頭部を蹴りつけ顎を破壊────」
聞くだけで痛いけれど
私は実際に見たことがある。
太宰「激痛に悶える犠牲者を
ひっくり返して胸に三発」
中島「うえっ」
杉本「た、確かに正確にはそうですが……」
貴女『この手口、マフィアに似てるけどー…』
太宰「そう…似てるがマフィアじゃない
つまり────」
箕浦「犯人の……偽装工作!」
杉本「そんな……偽装の為だけに
遺骸に二発も撃つなんて……非道い」
貴女『!』
乱歩「ぶーーー!!!」
貴女『び、びっくりした…』
乱歩「はい時間ぎれー
駄目だねぇ君、名探偵の才能ないよ!」
それはもう、ものすっごい笑いながら
乱歩くんが杉本さんの頭を叩く。
箕浦「あのなぁ貴様!
先刻から聞いていれば、やれ推理だの
やれ名探偵だのと通俗小説の読み過ぎだ!」
気付くのが遅いよ…箕浦さん…
箕浦「事件の解明は即ち
地道な調査、聞き込み、現場検証だろうが!」
乱歩「はぁ?」
そうなるよね!知ってた!←
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沙羅(プロフ) - コメントありがとうございます!わー!?何でそんなに嬉しいこと言ってくれるんですか!?本当にありがとうございます!誤字指摘もありがとうございます!探して直しておきますね! (2019年6月27日 16時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか - 沙羅さんの作品、ほんとに好きです!思わず一気見しちゃいましたw誤字、でしょうか。太宰さんの太の字が大になってます。 (2019年6月27日 8時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!最近は少し忙しくて更新できていませんが、なるべく更新するようにしますね!今後もよろしくお願いします! (2018年11月29日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年11月25日 9時) (レス) id: 7cd0412924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 x他1人 | 作成日時:2018年5月26日 21時