【名探偵コナン】愛され自由人Part２

過去編２０話 ページ30

貴女side



松田「っ…！」


焦って顔を歪める松田くん。

その時、私の携帯が鳴る。



貴女『もしもし！』

萩原《米花中央病院の爆弾を見つけた！》

松田「な…！？もう！？」

萩原《バーカ！ゼロの協力があってこそだよ！》



萩原くんに伝えれば

きっと零くんに伝わる気がした。



貴女『解除は？』

萩原《もう終わる！》


その声でハッとしたように

松田くんはペンチを握る。







貴.萩『《切れ！松田！！》』

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貴女『お、お疲れ様…松田くん…』

松田「…そうだな。」


何で怯えてるかって？

そんなの簡単だよォォォォ！！！←


めちゃくちゃ怒ってる松田くんが

目の前で仁王立ちしてるもんね！！

これで怖がらないなんて素晴らしいね！？



貴女『Je suis vraiment désolée. (本当に申し訳ありません。)』

松田「……」

貴女『ま、松田くん…？』


遊園地で土下座させられる私の心！


佐藤さん(教えて貰った)が

哀れみの目を向けてくるよ！？

それどころか他の警察官も！


松田「……助かった。」

貴女『！』


松田「それに関してはきちんと礼は言う。」

貴女『う、うん……』

松田「姫さんがまた(・・)無茶したのは別だけどな。」

貴女『う"……』



こんなに良い笑顔は見たことが無かった。

そして私はお説教が数時間に及ぶことを察した。

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