２０話 ページ21
貴女side
時計の針が１時を指す。
皆が寝たあと、
散らかったグラスやツマミの皿を片付ける。
食洗機は使用中なので手で洗う。
降谷「寝ないのか？」
貴女『わっ！？』
降谷「あ…すまん。」
貴女『あ、だ、大丈夫！
えっと…洗い終わったら寝るわ。』
降谷「じゃあ俺も手伝うよ。」
腕まくりまでして隣に立つ零くん。
貴女『寝てて良いのよ？』
降谷「ご馳走してもらったらお礼だ。」
な？、といい笑顔をかます。
貴女『う…』
降谷「早く終わらせて寝よう。」
貴女『そ、そうね。』
零くんの手際が良すぎる。
それはあれか、ポアロのバイトの成果か。
それともあれか、零くんは主夫なのか！？←
────
あっという間に洗い物が終わった。
降谷「ふぅ……」
貴女『手伝わせてごめんなさい。』
降谷「良いんだよ、俺が言ったんだから。」
貴女『そう…？じゃあ…ありがとう。』
降谷「いいえ。」
零くんは普段から
"安室透"でもいい気がするって思ってたけど
……やっぱり"降谷零"のままが良いわね。
降谷「ほら、寝るぞ。」
貴女『はーい。』
降谷「何でそんなにご機嫌なんだ？」
貴女『そんなこと無いわ。』
ぐいぐいと零くんを引っ張って
さっき敷いた布団に寝かせる。
降谷「いや、お前は？」
貴女『私はソファーで寝るわよ。』
降谷「…ベッドは？」
貴女『あるけど…たまには良いかなって。』
そう、せっかく皆が集まったんだから
近くで寝たって良いんじゃない？
皆は兄妹みたいなものだし。
降谷「ここ空いてるんだから……
布団で寝れば良いだろ？」
零くんが示したのは
零くんと陣平くんの間。
降谷「たまには、良いんだろ？」
貴女『…それもそうね！』
自分の枕と毛布を持って布団にお邪魔する。
風呂は、って？
もう入ったよ。洗い物の後に入ったよ。
描写が無いって？気にするなよ。
作者のミスだよ←
文字数の関係だよ←
降谷「お前…良いシャンプー使ってるな。」
貴女『男物が無くてごめんね。』
降谷「いや、それは良いんだが……」
貴女『明日は髪の毛スベスベね。』
クスクスと笑いながら
零くんの髪の毛を撫でる。
降谷「ｯ///」
貴女『まぁ零くんはいつもスベスベだけど…』
降谷「意識しろよ……」
貴女『意識？』
降谷「いや…いい、お前はそのままで良い。」
貴女『…そう？じゃあ…おやすみなさい。』
降谷「ああ…おやすみ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 577人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙羅(プロフ) - (´・∀・｀)さん» ご指摘ありがとうございます。そうなんですよ...本名公開されたんですがもう3シリーズ書いてて訂正が大変で..時間があれば直そうと考えています！ご迷惑をおかけします… (2019年6月23日 13時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
(´・∀・｀)(プロフ) - スコッチの名前は多分【諸伏景光】じゃないでしょうか。お兄さんの名字も諸伏ですし。下の名前はどうだったか…。 (2019年6月23日 12時) (レス) id: be58f721c2 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 紅月さん» 紅月様コメントありがとうございます！そうでしたか…調べ不足でした、すみません！本名不明だと思っていたので声優様のお名前をお借りしたのですが…本編でも【緑川】か【スコッチ】位しかでないと思うので目をつぶって頂けると嬉しいです… (2018年5月6日 20時) (レス) id: c920a02ff3 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - スコッチの名前は【緑川唯】(ﾐﾄﾞﾘｶﾜﾕｲ)だと思います。 面白いです！続きを楽しみにしています。 (2018年5月5日 22時) (レス) id: 72359a84c1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ハッカ飴さん» ハッカ飴様コメントありがとうございます！アドバイスありがとうございます、完璧な外国人偽名では無かったので細かく書きませんでした(汗)しかしご指摘頂いたので直しておきますね！ (2018年4月18日 17時) (レス) id: 928aa37187 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：沙羅
| 作成日時：2018年3月25日 22時
