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プロローグ ページ2
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??『ウソツキって駄目なの?』
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??『私は狐で、妖だ。狐は人を騙すんだよ』
夏目「本当のこと言ってるんでしょ?
じゃあ…ウソツキじゃないんじゃないの」
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??『そうか…なら、妖を見ることができて
話すことも出来る──は一番の正直者だね』
夏目「…!」
────
夏目「消えるの?」
??『私は──山の遣いの者だから
ここに長居できないだけ』
夏目「──山?」
??『そう。沢山の妖や神様が
休む為の山。お礼が沢山貰えて豊かなんだ』
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夏目「僕も行ける?」
??『人の子が来たら喰われてしまうよ』
夏目「別に良いのに」
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??『私は嫌だよ、人は好きだから』
夏目「妖なのに」
────
『妖だって人を好きになるんだよ』
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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年10月28日 21時