うずまきにて ページ3
太宰side
川で出会ったこの少女は
Aちゃんというらしい
目鼻立ちが整っていて
とても美人さんなんだよね
私の入水を邪魔したのは置いといて
彼女も濡れてしまったらしいから
敦くんの提案でうずまきに来たんだよ
太宰「Aちゃんは何処から来たの?」
服はうずまきで乾かしたからね?
貴女『えっと…北の方にある森?』
敦 「歩いてきたの?」
貴女『まぁ、あの鉄の蛇に乗ろうとは
思いませんでしたし……』
敦 「鉄の蛇?」
太宰「電車だね」
貴女『そういえば太宰さん』
太宰「なんだい?」
貴女『太宰さんは異能が通じないんですか?』
太宰「…!どうしてそう思うんだい?」
貴女『だって……』
ーーーーーー
貴女『雫石』
−ザバッ
貴女『このまま岸に……』
シュッ……
貴女『水が……!』
何故!?水が消えてしまった……
水は私の異能で動かしてる……
つまり【この人は異能力が通じない】?
ーーーーーー
貴女『と、思いまして』
太宰「凄い推理力だね、正解だよ」
深く考える子だねぇ……
敦 「(国木田さんに報告は…?)」
−カラン−カラン−
「おや、太宰と敦じゃないか」
太宰「あ、与謝野先生」
「何してるんですか?」
敦 「賢治くん」
与謝野「一仕事終えたから休みに来たンだよ」
賢治「僕も同じです!」
貴女『与謝野先生……?賢治くん……?』
敦 「あ、僕達の所属してる武装探偵社の
社員なんですよ」
貴女『武装探偵社……ですか』
与謝野「可愛らしい女の子が居るじゃないか」
太宰「川のところで会ったんですよ」
貴女『月乃Aです、以後お見知り置きを』
賢治「僕は宮沢賢治です!
宜しくお願いします!」
与謝野「そうかい、ところで太宰
こんなところで油売ってていいのかい?」
太宰「え?」
与謝野「国木田がカンカンに怒ってたよ」
あら、バレてましたかね
太宰「そりゃまずい、報告せねば」
敦 「あ、はい!」
貴女『あのっ…依頼をしても善いですか?』
太宰「依頼?」
貴女『その…「人探し」なんですが』
与謝野「じゃあ探偵社に来ればイイじゃないか」
太宰「それは名案だ!よし、Aちゃん
早速行こうか」
貴女『はい!』
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issu(プロフ) - あの、与謝野先生は、国木田くんのこと国木田って呼び捨てのはずです (2018年10月6日 6時) (レス) id: 9f68ff9d03 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 日飫さん» すいませんでした。外しました! (2017年3月5日 17時) (レス) id: 928aa37187 (このIDを非表示/違反報告)
日飫(プロフ) - オリジナル作品ではないため、オリジナルフラグを外してください。違反になってしまいますので。お願いします。 (2017年2月19日 18時) (レス) id: 8d4cf36704 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オツキミさん» 有難う御座います!とても励みになりました!是非良かったらこれからも宜しくお願い致します! (2017年2月12日 14時) (レス) id: 928aa37187 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ - 狼ネタが大好きなのでこの小説は読みがえがあります!これからも頑張ってください! (2017年2月11日 22時) (レス) id: 95671d9ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年1月30日 17時