123 それぞれの想い ページ24
隆二「奈津先生！」
奈津「今市さん。」
隆二「僕は、啓太君と明日帰りますね。臣は、1日後に帰るそうです。奈津先生は？」
奈津「あー、私は、あの竜司君、あの子のオペに立ち会うことになってるから、もう少し後で。」
隆二「そうですか. . . . . . . . . . . . あの、先生は、臣の側にこれからも居てくださらないんですか？」
奈津「. . . . . . . . . . . . . 見たんです。書き込み. . . . . . . . 臣くんは、いろんな所にたくさんの人たちを置き去りにしてる。ケガしたドーム、声が出なくなったステージ、訳がわからず降板したテレビ. . . . . . . . . だから、帰らなきゃ、待ってる人たちのところへ。そこに、私が着いていったんでは. . . . . . . . 」
隆二「でも、それって. . . . . . . . . (返す言葉がなかった。確かに、多くのスタッフ、たくさんのファンを心配させて、待たせている、やっと帰って来たその隣に. . . . . . 情けない。先生にまた、甘えてしまう自分が. . . . .腹立たしい). . . . . . . . . . . . . 先生、もし、臣が迎えに来るとしたら、待っててくれますか？」
奈津「え. . . . . . . . ふふふっ。」
隆二(待ってる、とは言わなかった、ただ、優しく微笑んだだけだった。)
叔母「じゃあ、気をつけてね。また、来んね。二人とも。」
啓太「うん。じゃあ、姉貴、お先。」
隆二「お世話になりました。」
臣「奈津、俺、明日、帰るね。」
奈津「うん。」
臣「奈津. . . . . . . . . . . . ぎゅーって、寝ていい？」
奈津「. . . . . . . いいよ。」
ぎゅーーーーーーーっ
臣(奈津、奈津、奈津。こんなにも、俺、奈津が好きだ。でも、俺が想うほどに奈津は俺の事想ってはくれてなかったんだね. . . . . . . . . 奈津の身体の感触、奈津の匂い、奈津の体温、俺の腕に、胸に刻むよ。忘れないから、絶対に。あいしてる。)
奈津(臣くんの暖かくて広い胸、腕、鼓動、体温、臣くんの匂い、声、忘れない. . . . . . . . . . . . . . これからも、応援してるから、がんばって。)
奈津「臣くん！」
叔母「あっ、なっちゃん、臣くん、朝一番の飛行機で、帰るって、さっきお父さんが空港に送って行ったと、なっちゃん、起こさんでよかて。」
ネス「おまえら、なんかあった？」
奈津「ううん。」
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なおみ(プロフ) - お疲れさまでした。次回作も楽しみに待ってます(⌒▽⌒) (2016年7月3日 19時) (
レス) id: 60268af25c (このIDを非表示/違反報告)
なおみ(プロフ) - 臣くん、なつちん結婚おめでとう！幸せになってね！ (2016年7月3日 19時) (レス) id: 60268af25c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOKU | 作成日時：2016年4月12日 22時
