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雅紀side
俺と松潤で病院内を探して
ロビーも、中庭も、屋上も
探せるとこは全部探したんだけど…
なかなか見つからなくて…
屋上でベンチに座って
走りまわって少し汗をかいた体を冷やすことにした
どこ行っちゃったんだろう…
和のやつ、
急にいなくなるなんて、、
ポッケからスマホを取り出すと
3人から
学校も居なかった、
近くのコンビニもいなかった、
駅も
ゲーセンも、、
どんどんグループチャットに報告されてくけど
誰も
和の気配すら感じ取れなくて
思わずため息が出た
和だってバカじゃない。
唐突にこんなことするなんて
信じられないし
ずっと考えてたんだろうな…って。
どうやったら確実に居なくなれるか
悩んでたんだよね…たぶん、、
あんなにしょっちゅう顔を合わせてたのに
気づいてあげられなかった、、
大ちゃんでも、翔ちゃんでもなくて
俺になら
話せることだってあったかもしれないのに…
居なくなった和の気持ちを考えると居たたまれなくなって
もう一回ちゃんと探そう、って立ち上がった時
たまたま
ほんとにたまたま
違う病棟の屋上が目に入って
そこには誰もいなかったんだけど
もしかしたら
和もいつもと違う屋上に行ったんじゃないか、、、って直感
正直期待はしてなかったけど
探せるとは一応全部見ておかなきゃ、と思って
和の病室から一番近い非常階段を上がって
立ち入り禁止の看板がかかってる屋上の入り口のドアを開けた、、
ガチャってすこし錆びついたドアの開く音
開けると
屋上の真ん中に
小さくうずくまってる
濃い青のパジャマ姿の和…
『っっ！！かずっ！！』
苦しくて倒れてるのかとおもって
慌てて駆け寄ったけど
そうじゃない…
自分の殻に閉じこもるみたいに
膝を抱きかかえて
一点をボーッと見つめてる、、
背中にそっと手を置くと
またすこし痩せた背中が冷たくなってて、、
和『…まー、、くん…』
顔を上げた和の頬に
涙の跡…
『なにやってんだよっ！』って感情に任せて出そうになった言葉が
引っ込むくらい
どこか悲しげな表情で
俺を拒否するみたいに
もっと体を縮こめた和、、
とりあえず俺が来てたパーカーを肩からかけてあげて
俺も隣に座ってみたけど
『…かず？』
和『………』
和の心が
何もかもシャットダウンしてるみたいで
沈黙が流れた
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ren(プロフ) - りこさん» りこさん、ありがとうございます！私も1週間和くんのことばっか考えてました。笑、まだまだ続きますので引き続き楽しみにして待っていただけるとうれしいです^_^！ (2017年12月12日 13時) (
レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - macherieksoraseさん» ただいまです！笑。今回のお話とてつもなく長くてすいません。笑、でも楽しんでいただけるように後半戦がんばります^_^ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - もっちゃん(｀･3･´)さん» もっちゃんさん、ありがとうございます！私も1週間書きたくてウズウズしてたのをこらえるのに必死でした。笑。これからも応援よろしくお願いします！^_^ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
macherieksorase(プロフ) - renさん、お帰りなさい！待ってました♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: f368d13c7d (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - renさん いつも楽しくお話を読ませていただいております。 かずくんが気になりますが１週間我慢しますので勉強頑張って下さい！ 次回の更新を楽しみにしております♪ (2017年12月5日 22時) (レス) id: b406439744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2017年11月18日 11時
