俺はただ、一生懸命に生きる 10 (ページ25)

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翔side

まさか聴診器を貰えるとは思ってなかったから

すんごいビックリ、、

それに…これ…って。

『高かったんじゃない？』

聴診器にもブランドがあって

その中でもかなりいいやつ…

その分値段もはる、、、

和『俺だってちゃんと仕事してるし！笑。それに、、翔ちゃんにはいいやつ使って欲しいもん』

智『診るの和だしね、笑』

『そっか、、そうだもんね。これでいい音きけるかな、笑』

俺が今まで使ってたやつも

悪くはない

むしろ、まあまあいいやつだけど

特にこだわってるわけでも無かったから

こうやって名前も入ってたり

今気づいたけど

うっすら赤のラインが入ってるカッコいいデザインは初めてで

テンションも上がる、笑

和『翔ちゃんがいない生活なんてもう俺考えられないし、翔ちゃんの診察のおかげでちゃんと毎日楽しめてるから…』

だからその聴診器でたくさん助けてね？って笑って

『ふふっ、、任せてよ。たくさん診てあげるから、笑』

和『たくさんは診なくていいもん…笑』

助けて欲しいだけ！だって、笑

『ハハッ、、でも…ありがとう。ものすごい嬉しいよ。おれも和が居ない生活なんてもう考えられないし…これからもずっと一緒だからな？』

ちょっと恥ずかしいけど

言葉にするのも大事かな、、とおもうから

正直に伝えた

和『ふふっ、、、これからも、、、よろしくね？』

ちょっと照れながらもいう和もカワイくて

『うん、もちろん。和と出会えてよかった…』

和と暮らし始めて

初めての誕生日が

こんなに最高なものになるなんて

想像もしてなかったから

嬉しいっていうよりも

もっとこう、、、

感動した。ってほうが似合うんじゃないかなってくらい

幸せな空間がここにはあって

絶対崩したくないし

守っていかなきゃな、、って

改めておもった

大好きだから、、、

大切だから…

和っていう存在を絶対守り抜いてやる、って覚悟もできる

これからも、、、

おれらはずっと家族だよ

END