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_episode3 ページ4

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アルファ「……と言っても、ルールはと〜っっても簡単!!」

「先ず最初に、キミ達に武器を配ってあげる!好きなのを選んでね〜!
それ以外の武器は、戦闘場(ステージ)の彼方此方に隠されている物を使ってね!」

「次に、ボクが定期的に試練(ミッション)を出すから頑張って生き抜いてね〜!
まっ、ボクはキミ達が死ぬのを楽しみにしてるけどねっ♪えへっ♪」

「最後に!20人の内、生き残った5人が決勝に進出できるよ〜!
でも、最終的に生き残れるのは1人だけだよっ?
兄弟姉妹の人達は、其れは其れはお気の毒に〜♪」


アルファがそう言い切った限、会場全体に沈黙が流れる。
涙目になっている者、楽しみにしている者、何一つ感情を露にしない者、……
先程同様、1人1人が様々な態度を示している。


アルファ「……んじゃっ、早速武器を選んでね〜!」


自身で沈黙を打ち消し、デスゲームの開始の為に最終的な準備を始める。

優先的に武器選びをさせた後、食料等の配布もしくは確保法とか、生き抜く為の必須事項を説明するのだろう。

その瞬間、目の前に広げられたのは、沢山の武器や爆弾だった。


???「……すげぇ」
???「怖い…よ……やっぱり止めれば良かった……」
???「初めて見た……」


1人1人が感想を述べる。
無意識か。もしくは意識的か。
本人にしか分からないで有ろう答えを見つけることも無く、武器を眺める者が多々居る。

その中で、まるで慣れているかの様に、選びもせず武器を手に取った者も居た。
彼の第一印象としては「無」。其れだけだろう。
感情の無い瞳、上がりも下がりもしない口、派手な容姿に似合わない白黒の服。
そんな彼は、小型ナイフを2つと、回転式拳銃を手に取った。

彼に次づき、その他の参加者も武器を手にして、武器が並べられた机から離れていく。


アルファ「それじゃ、食料と、睡眠の確保を説明するね。」

少し。少しだけ、アルファの声の昂りが無くなった気がする。

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作者名:葉月/月のツッキー/陰鸚 x他3人 | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2022年6月9日 19時

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