13話 泊まったらだめーーー！ ページ13
ふと時計に目を向けると、21時を過ぎていた。
私たちはもうゲームに疲れてスマホをいじりながらテレビを見たり雑談をしたりダラダラ過ごしている。
「さかたん今日どうする？」
「どうするって？」
「泊まる感じなのかなって」
そう言ったその時、隣で寝ていたセンラくんがガバッと起き上がった。
「ワンワンワンワンワンワン！！！」
「えーどうしたの？またお腹空いた？」
優しく頭を撫でるとだんだんと吠えるのを止めた。
「いや帰るわ！！泊まらねーし！！」
「あっそうなの？了解〜ちょっとお酒取ってくる」
「わふぅ…」
△
さかたside
「泊まったらコロス」
「物騒なこと言うなぁ犬でもそんなこと知ってんのか」
「コロス」
「いや泊まらねーから」
「ほんまか？」
「信じろもっと俺をー」
そんなことをコソコソ話しているとAが酒を持って戻ってきた。
「さかたんも飲む？」
「んーいや俺はいいや」
「じゃー2本とも飲もっ…と」
呟きながらAは俺の横に座って酒缶をプシュと開けた。
「飲みすぎんなよ？1本でええやろ」
「ワン！」
「ほらセンラも言ってるぞ」
Aはセンラを見てニコッと笑って頭を撫でた。ほんまに好きなんやな、センラのこと
「じゃー1本にするか〜センラくん」
「ワフ」
「かわいいねぇ〜じゃあお酒置いてくる」
Aはすぐ立ち上がって酒を1缶戻しに行った。
「チョロいな」
「A、俺のこと大好きやねん」
「自分で言うなよ」
「嫉妬してるんとちゃうー？残念ながらAは…ワン！！」
「ふぅ〜ただいま」
急に犬に戻ったところでふと顔を上げるとAが向こうの部屋から戻ってきた。
「じゃ、お先失礼。〜〜〜くぅう、、」
お先失礼っと俺にお酒を見せてぷしゅ、といい音を鳴らして缶を開けた。美味しそうな顔をするAは可愛かった。
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みみりん(プロフ) - kiyoyo@ラさん» コメントありがとうございます！！わーもう、、めっっっちゃ嬉しいです…(TT) ありがとうございます(TT) kiyoyoさんの言葉が嬉しすぎてこれからも頑張れますー！！がんばりますჱ̒ ｰ̀֊ｰ́ ) (2023年1月4日 19時) (
レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
kiyoyo@ラ(プロフ) - コメ失礼します！まず、めっっっちゃ面白いです！こんな神作品生み出せる作者様がうらやましいです！人になったセンラくんめっちゃかっこよかったです！これからも更新頑張ってください！ (2023年1月4日 11時) (レス) @page19 id: f44091270b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみりん | 作成日時：2022年11月10日 21時
