おはよう、センラくん【snr】

12話 どういうこと！？ ページ12

坂田side

Aがご飯を取りにどっか行ってしまって、俺はセンラと2人きりになってしまった。


「ご飯楽しみやなぁ」
「グルルル」
「また嫌なん〜俺の何が嫌なん〜A取られたくないんか？」


嫌われてるけどやっぱり犬はかわいい。優しい口調で喋りかけながら優しく撫でた。




「そうや」


「…えっ！？」



喋った…？今喋ったよな



「あ、すまんな〜俺喋れるねん。」



いや、あまりにも衝撃的すぎて、反応が分からない。


「…え、いやすまんな〜ちゃうやろ。しかもなんで関西弁やねん」
「関西住んでたから」
「犬にもあんのその概念」
「ワン！」
「急に犬に戻るなよ…」


するとAが餌を持ってやってきた。


「おまたせセンラくん〜〜！」
「ワフ！ワフ！」


コイツ何者？喋れるねんって、どういうこと


「まて！……よし！！」


Aの言葉に合わせて待てをして、よしと言われれば勢いよくご飯に食いつく犬。今さっきの出来事が頭から離れなさすぎて呆然としてしまう。


「えーーー！！偉い！賢いねぇセンラくん…さかたん今の見た？！」
「…っあ、見た見た！」
「何その反応！！も〜凄いことなんだよ？」


俺はそれどころじゃないんだよ！！おい！そんなつぶらな瞳で俺を見つめるなセンラ！



「くぅ？」
「わぁ、センラくん優しいね〜さかたんのこと心配してるよ」
「ありがとうなセンラ」



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