11話 初めてのお客さんだよ ページ11
ピーンポーン
「お邪魔しマース!」
「どうぞ〜」
初めてのお客さんにセンラくんはどこか不思議そうだった。
「うお、ほんまに犬おるやん」
「グルルルルル」
「こーら、グルグルしないの!」
さかたんのことを見ると途端にグルルルと鳴き出すセンラくん。
「よしよし、変な人じゃないよ?私のお友達」
「えっと、さかたって言います」
「ワン!ワンワンワンワンワン!!!」
さかたんのことを見ると吠えるセンラくん。どうしちゃったんだろう。男の人苦手なのかな?
「あはは、めっちゃ嫌われてる」
「なんでだろね〜まぁいいや」
「とりあえずゲームせん?」
さかたんのことをひたすらに睨みつけるセンラくんだった。
△
「うわーーんもー、さかたん強すぎ」
「A雑魚じゃん」
5連敗中の私。悔しくて私がさかたんの肩をポカンと叩いたそのとき。
「ワンワンワンワンワン!!」
「どしたの〜A呼んでるで」
気がつけばさかたんと私の間に割入っているセンラくん。
「えーどうしたの?」
センラくんを優しく撫でると舌を出してハァハァと息をし始めた。
「そういえば名前なんなん?」
「センラくんって言うの」
「変な名前やな〜」
「失礼な〜!ねぇ?」
「ワン!」
さかたんもセンラくんの頭を撫でる。さっきまでグルグル言ってたけどもう大人しい。慣れたのかな?
「もうこんな時間、お腹すいてんじゃね?」
時計を見ると18時を過ぎていた。
「確かに!!ご飯持ってくるね」
「ワン!!」
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みみりん(プロフ) - kiyoyo@ラさん» コメントありがとうございます!!わーもう、、めっっっちゃ嬉しいです…(TT) ありがとうございます(TT) kiyoyoさんの言葉が嬉しすぎてこれからも頑張れますー!!がんばりますჱ̒ ー̀֊ー́ ) (2023年1月4日 19時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
kiyoyo@ラ(プロフ) - コメ失礼します!まず、めっっっちゃ面白いです!こんな神作品生み出せる作者様がうらやましいです!人になったセンラくんめっちゃかっこよかったです!これからも更新頑張ってください! (2023年1月4日 11時) (レス) @page19 id: f44091270b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみりん | 作成日時:2022年11月10日 21時