真実8 及川徹side ページ11
俺はできるだけ優しい声色で、さらに彼女の耳元で囁く。
「Aの誕生日、何があったか知らない？知ってることあったら、全部、おしえて？ 」
彼女が震えているのがわかった。
そんなことしたって、逃すわけないじゃん。
俺は、あいている左腕で彼女を抱きしめた。
「……大丈夫。誰にも言わないし、君のことは責めない。だから、怖がらないで」
なんて、ウソだけど。
俺の顔は自分でも怖いくらい無表情だ。
「はい……」
安心したような声で、俺の背中に腕を回してきた。
離してよ。
俺が抱きしめたかったのは君じゃない。
俺を抱きしめてほしかったのは君じゃない。
自惚れないでよ。
「
…………はっ？」
なにそれ。
意味わかんない。
ほんとに。
そんなことが、あっていいものなの？
人間の、することじゃない。
狂ってる。
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ひなくん - 泣いてしまった.....小説で泣いたのは初めてです... (2020年4月6日 1時) (
レス) id: 0760b5311e (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - 初めて小説で泣きました。。。 (2017年1月1日 12時) (レス) id: 35d9c9a5e1 (このIDを非表示/違反報告)
！ - なんか同じ内容ばかりでつまんない (2015年11月10日 2時) (レス) id: 907679d1a6 (このIDを非表示/違反報告)
山沢カナ(プロフ) - 白石最低だ(なんかキツくてごめんなさいm(_ _)m) (2015年9月21日 13時) (レス) id: 7f1dad8cb0 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 全部読みました！ 裏切り小説はよく読む方なんです 物凄く泣けました！ これからも頑張ってください！ (2015年9月19日 6時) (レス) id: 113b11dc0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2014年12月24日 23時
