Zoe (ページ27)

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11 - 気まずくても…？ページ27

Haechan side

NCTにしかできないコンテンツ、『気まずくても大丈夫』。俺とマクヒョンがMCをして行われた第一回はドヨンイヒョンとロンジュンで、まあなんとかふたりは気まずい仲じゃなくなったみたいだけど。

記念すべき第2回、今回は…

「ぇ、ジェヒョンオッパ…？」

そう。俺のA。しかも相手はあのジェヒョニヒョン。

相手がまさか同じグループの人だとは思わなかったみたいでびっくりしてるA。俺もびっくりしたよ。したけど、でも確かにヒョンとAが絡んでるのってあんまり見たことないなって。

「本当に、欠点がない人だと思います。同じグループで活動してもう何年だろう…？何年か経つけど、オッパが何かをできないシーンを見たことがないです」

JH「ビックリするかもしれないんですけど、同じグループなのに全く話さないんです。いや、全くではないけど、個人的に二人きりで話すとかはないし…。ただ、シズニの皆さんがこのケミを見たがってると思います」

お互いの印象を話してるだけでおもしろい。隣のテヨンイヒョンはソワソワしてて、ゾイ大丈夫かなゾイ大丈夫かなって心配してる。好きすぎ。

JH「俺に会いたかった？」

「あ、… は、はい」

絶対会いたいとか思ってなかっただろ可愛い。雄の最高峰とか言われてるジェヒョニヒョンにこんなこと言われても全くなんも考えてなさそうに適当に答えてんの可愛い。

JH「これでも食べようか？甘いの好きだったよね」

「ありがとうございます。オッパは？食べませんか？」

HC『ヒョン、あーんしてって言って』

JH「あ、ゾイが食べさせてくれる？」

「は、え…？わたしがですか？」

HC『頷いて』

JH「うん」

「ど、どうしよう、テヨンオッパ、」

横に置いてあったチョコレートを食べようとするふたりにすかさず指令を出すと、ニヤニヤしながら俺の言う通りあーんを求めるジェヒョニヒョン。案の定Aは固まっちゃって、テヨンイヒョンに助けを求める声がマイクに入ってる。可愛すぎ。

TY『ゾイ、無理だったらいいんだよ。へチャニが余計なこと言うから…』

「はんぶんこしましょう？…これ、オッパの」

JH「ありがとう」

結局あーんなんてできるわけなくて、普通に食べてたふたり。俺の指令のせいで気まずくなったってテヨンイヒョンに怒られた。