すとぷりの酒豪お姉さん3

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ジェルside



「落ち着いた？」

「ん……いっぱい泣いてすっきりした」

「鼻真っ赤やでw」


泣き腫らした顔が俺を見上げる。真っ赤な目と鼻がまあかわいい。なんで泣いたあとの顔ってこんなかわいいんかなw


「かわいいわゆにちゃん」

「なに急にw」

「よしよし、俺が守ったるからな」

「ねえなんの話？w」


ゆにちゃんの頭を抱き込んでよしよしすれば、おかしそうに笑いながら俺に抱きついてきた。

いや待ってまじで今日のゆにちゃんかわいすぎん？？？


「なんなん今日めっちゃかわいいやん」

「今日ジェルくんといちゃいちゃしたい気分」

「まじ！！？！？！」

「いやテンションwww」


そんな気分あるわけないじゃんって笑われたんだけど、逆になんでないん？？俺はあるよ？？？？


「どうやったら俺といちゃいちゃしてくれんの」

「なんでいちゃいちゃしたいんだよwww」

「ええやん誰も見てへんし」

「彼氏ちゃうやん」

「でも俺知っとんで、ゆにちゃんが寝る前にジェルボイス聴いてんの」

「なんでーっ！？なんで知ってんのー！！」

「前配信で言うてたってリスナーに聞いた」

「おいリスナー！！！！！！」

「俺の声好きなん？」

「……逆に嫌いな人とかいるの？」

「えっ」

「あーもうー！！メンバーには知られたくなかった！！」


恥ずかしすぎ！ってタオルで顔を隠しながら、足をバタバタさせるゆにちゃん。痛いって。足当たってるってw

タオルを無理やり取って顔を覗き込んだら、思ってた以上に赤い顔と目が合った。あ、無理。


「……ゆにちゃん好き！！！！」

「やだ離せ！！！ねえもう次のやつ見よう！？」

「嫌」

「わたしも嫌！！！」

「なあ……もっと照れてる顔見せて……？」

「リアルASMRやめろwww」

「ええやんか……俺しか見てないって……」

「ふふっ、ねえほんと笑っちゃうからやめてくんない？w」

「ゆにちゃん……」

「もうやめてぇ！www」


耳元で囁くと、くすぐったそうに身をよじる。

は？？？？かわいい。こんなん楽しくてやめられんやん。


「ふーっ」

「ひぁっ、！？……ちょ、もー！！ねえ！！w」

「かわいすぎやろwww」

「殴るよほんとにw」

「いたぁっ！！えっ！？ガチで殴るやんwww」

「ちょっとほんとにジェルくん。ななもりストップか？なーくん呼ぶか？」

「すんませんでした」

「よろしいw」


笑い疲れた、って言われたけど、これもう映画見なくてもよくない？w



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リクありがとうございました！


　

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