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ゆっくり近づいてくるなーくんに、思わずゆっくり後ずさる。とん、と腰がキッチンに当たった。えっ逃げ場ない。
ななもり「ほんとに？」
「なーくん……？」
ななもり「ゆにちゃん鈍感じゃないでしょ。ほんとは気づいてるよね？」
「……いやいや、なんの話かわかんな、」
ななもり「俺も」
「、っ」
ななもり「俺も、結構堪えたんだよね。あのドッキリ」
なーくんがわたしの腰をぎゅっと抱く。
いやいやいや待って待って待って、みんな一気に攻めすぎじゃない？？？ねえ？？？落ち着いて？？？？？
「わかった、わかったから離して」
ななもり「離しても逃げない？」
「……うん」
ななもり「ぜってー嘘じゃんwww」
けらけら笑いながら、それでも離れてくれたなーくん。これはあれだ、あかんやつだ。
「……なーくんならわかってると思うけど」
ななもり「うん」
「わたしはメンバーを"そういう対象"として見ない。絶対に」
ななもり「…うん」
「気持ちの問題だし、みんなに同じ思いでいてほしいとは思ってないよ。もしそういうふうに意識しちゃったら止められないのもわかってる」
ななもり「うん」
「でも、わたしが好きになることは絶対にない」
ななもり「……はは、うん。わかってるよ」
「だから、」
ななもり「はいストップ。ななもりストップ入りまーす」
「えっ」
ななもり「告ってもないのに勝手に振らないでくれる？w」
「アッwww」
それはごめんって謝れば、なーくんが困ったように笑った。それにきゅっと胸が締めつけられる。
こうやって、切なくなったり申し訳なくなったりするのが嫌だったから決めたのに。メンバーには絶対に恋しないって。
いやまあ告られてないけどね？今のところ自意識過剰なだけなんだけどね？
ななもり「ゆにちゃんの負担にならないなら、俺たちこのままでいてもいいよね？」
「うん。だってそれはみんなの自由じゃん」
ななもり「そう言ってくれると思った」
ゆにちゃん大好き、ってなーくんが笑う。どっちの意味で言ったのかはわかんないけど。
「うん。わたしも」
自分が好かれてる自覚はある。だけどその気持ちに真正面から向き合いたくない。
ずるいのはわかってる。
ただ現実逃避してるだけだっていうのも。
でも"同じグループのメンバー"としてうまくやっていくには、この気持ちが向き合っちゃいけないと思うから。
「みんな大好き」
"メンバー"として。
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次のるぅりーぬで終わり
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もも(プロフ) - 琥珀さん» おつありです！わたしも個人的に今回のジェルくんお気に入りなので、そう言っていただけて嬉しいです◎またコメントいただけたのもすごく嬉しいです；ありがとうございます頑張ります！ (2019年8月20日 17時) (
レス) id: 4c734af3d5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 温泉編お疲れさまでした！今回はジェルくんが積極的で色々やばかったです...！これからも更新頑張ってくださいね！ (2019年8月20日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ほほさん» コメントありがとうございます！さとゆにわたしも大好きなので嬉しいです……頑張ります！ありがとうございます！ (2019年7月29日 12時) (レス) id: 4c734af3d5 (このIDを非表示/違反報告)
ほほ - さとゆに尊いです、、、更新頑張って下さい (2019年7月28日 20時) (レス) id: b2a3ce65ba (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - まなさん» コメントありがとうございます！わたしもゆにるぅと大好きですWるぅとくんかっこよくなってましたか；よかったです安心しました；これからも頑張りますありがとうございます！ (2019年7月18日 23時) (レス) id: 4c734af3d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2019年6月25日 15時
