すとぷりの酒豪お姉さん2

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「るぅちゃんとかころちゃんとかさ、普段あんまり言わないような子に言われたらちょっと照れちゃう」

「ふーん」

「ジェルくんとかなーくんとか莉犬はよく褒めてくれるじゃん？さとみくんも冗談みたいに言ってくることあるし。だからあんま照れないかな〜」

「じゃあさじゃあさ、壁ドンとかされたらどう？」

「それはやってるほうも恥ずかしいやつではwww」

「……たしかにwww」

「されたことはあるけどねぇ……そもそも日常で壁ドンする展開にならなくない？なんか無理があるw」

「あーね？wわからんでもないなぁwわざとらしいっちゅうかさ」

「それ！わたし壁ドンよりソファードンがいい」

「なんやねんソファードンwww」


ソファーに座ってる相手にドンするやつだよ、って教えたら、ソファーに壁ドンすんの？って聞かれた。

うんまあそんな感じでは？？？


「ちょっとジェルくん座ってて」

「え、やんのw」

「こうよ、ジェルくん座ってるじゃん。わたし立ってるじゃん。んで背もたれにドン。どうよ？」

「ふw近いw」

「昔付き合ってた子がこれしてチューしてきたのがかわいすぎてしんだ」

「する？チュー」

「なんでだよwww」


普段受け身の子にされたからときめいたんだよね、これ。


「でもちょっとええなこれ。普段ゆにちゃんのこと見上げへんやん俺」

「せやな」

「なんかこの視線の高さがさ、新鮮でいいかも」

「照れる？」

「照れはしないけどキュンとしたw」

「単純w」

「ゆにちゃんは？俺のこと見下ろすの新鮮やろ」

「うん、なんか目線低いだけでかわいく見えちゃうよね。よしよししたくなる」

「え？する？」

「よしよーしwww」

「ははw」


ジェルくんの頭をわしゃわしゃと撫でくりまわす。

昨日のなーくんといいジェルくんのこの感じといい、もしかしてわたしのこと甘やかしてくれてるんだろうか。

やりたいようにやらせてくれてるっていうか、いやまあ普段からやりたいようにやってるけど。

今スキンシップとってめちゃめちゃ癒されてるし、これは甘えさせてくれてる説ある。


「ジェルくん」

「ん？」

「……ふふ、大好きだよぉー！！！」

「うわっ、えっなにwwww」

「んー？ふふ」

「なんやねんwww俺も大好きやで」

「イケボ出してくんなwww」

「元からやwww」


ぎゅーっと思いっきり抱きつけば、ぎゅーっと抱きしめ返してくれる。

あー、わたしすとぷり入ってよかったなぁ。幸せ。



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ジェルくんに甘やかされたい……


　

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