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*
あれから、みんなでゲームをしたりした。
もちろんまだバレてません！！！
さっすが私！
「ねー、そらるさん〜、今日泊まってっていい？」
さかたんが唐突に呟いた。
「えっ」
思わず、と言ったようにお兄ちゃんは焦りで出た声を隠すように口元を抑えている。
お兄ちゃんがこっち見てるけど…。
うーん、何を言いたいの？
私はお泊り楽しそうだから賛成だけど。
「いいじゃないですか〜！1ヶ月前も待ったんだから！」
「Aもいるしな。親睦会も兼ねよーぜ」
続々と賛成の意見が出てる中、お兄ちゃんだけ黙り込んでいる。
もう…！みんなお兄ちゃんの返事待ってるのに
！
そう思うと、私の口は止まらなかった。
「僕も賛成！だめ？お兄ちゃん」
そう聞くと、お兄ちゃんは引き攣った顔でうなずいた。
その五分後くらいに、ポケットが振動して、スマホを見るとお兄ちゃんから新着のトークが来ていた。お兄ちゃんお前、何アホなこと言ってるのバカ
私はそれを一瞥してから、返事はせずにポケットにしまった。
____
「うまあああ！」
今は私の手作り料理を振る舞い、みんなで食べています。
さかたんが目を輝かせて叫んだ。
うーん、嬉しいけどうるさい。
他にも周りを見ると、
お兄ちゃんとうらたんは無言でぱくぱく食べていて、まふくんは一口食べるごとに目を輝かせてほっぺに手を当てていた。
なんか嬉しい。
お兄ちゃんもいつも”おいしい”と言ってくれるけど、家族以外の人も美味しそうに食べてくれると尚更嬉しい。
私もご飯を口に運びながら、暖かい気持ちでいっぱいになっていた。
続く (更新停止中)
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作者名：えむ | 作成日時：2019年1月13日 2時
