酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラを取れ ページ4
・
今日は花見をしに毎度恒例らしい場所に来てるんだけど…
「…近藤さんは?」
土方「どうせ見廻りだろ」
「じゃあ、あそこで万事屋と和気あいあいとしてるゴリラはどこの誰?」
たまたま視界の端に見えたゴリラを指さして土方さんに尋ねると形相を変えて万事屋の所まで行こうとするのでそれに続けて歩いていった
妙「何レギュラーみたいな顔して座ってんだゴリラァァ!!
どっからわいて出た!!」
近藤「たぱァ!!」
謎の雄叫びを上げてお妙ちゃんにボコボコにされているのゴリラを視界の端に入れながら私は桜を見上げていた
銀時「オウオウむさい連中がぞろぞろと
何の用ですか?キノコ狩りですか?」
という銀時さんにキノコ狩りは秋ですよと心でまじツッコミをカマしながら桜を見あげていた
土方「そこをどけ
そこは毎年真選組が花見をする際に使う特別席だ」
銀時「どーゆー言いがかりだ?
こんなもんどこでも同じだろーが
チンピラ警察24時かてめーら!」
土方「同じじゃねぇ
そこから見える桜は特別なんだよ
なァ みんな」
『別に俺達ゃ酒飲めればどこでもいいっすわー』
『アスファルトの上だろうとどこだろうと構いませんぜ』
沖田「酒のためならアスファルトに咲く花のよーになれますぜ!」
「あ!桜吹雪だ!」
土方「うるせぇ!!
ホントは俺もどーでもいいんだが
コイツの為に場所変しなきゃならねーのが気に食わねー!!」
それただの副長のわがままじゃないか、なんてことは心の奥の奥深くにさよならしとこう
土方「大体山崎場所取りに行かせたはずだろ
どこいったアイツ?」
沖田「ミントンやってますぜミントン」
「おっ、だいぶ磨きがかかってきてるんじゃない?」
土方「山崎ィィ!!」
山崎「ギャァァァァ!!」
あー、ボコられてらぁ
近藤「まァ、とにかくそーゆう事なんだ
こちらも毎年恒例の行事なんでおいそれと変更できん
お妙さんだけ残して去ってもらおーか」
土方「いや、お妙さんごと去ってもらおーか」
近藤「いや、お妙さんはダメだってば」
これだから…
銀時「何勝手ぬかしてんだ
幕臣だかなんだかしらねーがなァ
俺らをどかしてーならブルドーザーでも持ってこいよ
あ、もちろんAちゃんは置いてけよ?」
妙「ハーゲンダッツ1ダース買ってこいよ
もちろんAちゃんは置いてね」
神楽「フライドチキンの皮持ってこいよ
もちろんA姉は置いていくアル」
定春「フシュー」
私万事屋に買われた
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゅう | 作成日時:2021年11月8日 23時