いち! ページ1
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ある晴れた日、江戸の町で横並びに歩いている3人組がいた。
彼らは銀髪、チャイナ、メガネとそれぞれ特徴のある3人だった。
「銀ちゃーん、なんか面白いことないアルか?」
チャイナ改め神楽が言う
「…最近よ、超絶美少女見つけたんだよ」
「だから何アル。」
「心配になるから尾行してるんだよ」
銀髪改め坂田銀時が問題発言をする
「銀さんそれストーカーです。ストーカー。近藤さんと同じです」
「いや違うよ!?おれは、尾行してるの!何かあった時にすぐあの子を助けるために!!だからあんなゴリラと一緒にしないでくれる!?」
そういう銀時に不審の目を向ける2人に銀時は少し落ち込む
「美人でも鼻炎でもどうでもいいアル。やってることはゴリラと同じアルヨ。」
「神楽ちゃん尾行だから、どっちもかすってないから」
と、呑気な3人組の前に1人の女が現れた。
「あ!あの子!」
銀時がすぐ様声を上げその女を指さす。
幸いなのか彼女は3人には全く気づかずに大量の荷物を抱えた老人の手伝いをしていた。
「いつ見てても優しい子なんだぜ?」
「新八ィ、銀ちゃん置いて帰るアル」
「うん、僕もそうしようと思ってた」
「ちょっとぉ!?銀さん置いてくとかひどくない!?」
「自業自得アル」
やっぱり呑気な3人が言い争っていると、たまたま目線の端に
3人の見覚えのある黒ずくめの服を着た男2人が3人の方に向かってきた。
2人はあからさまに訝しげな顔をしていた。
「あーれー?税金泥棒まさか仕事サボってるアルか?」
「何言ってんでぃ、こりゃ仕事ですぜ?てめぇこそ仕事サボってんだろチャイナ」
神楽が挑発をかけると栗毛の少年、1番隊隊長沖田総悟が挑発に乗る
会えば喧嘩の2人は飽きれられているのか残りの3人に放置されていた
「…ところで土方さん達は、見廻りでもしてるんですか?」
「まぁ、そんなとこだ」
新八に聞かれたニコチン中毒の真選組副長土方十四郎は答える
「…ところでよ、万事屋は何見てんだ?」
「…あー、銀さんはなんか最近追っかけしてる女の子を見てます」
「…は?」
「なんか、女の子見てます…。」
訳が分からないというような顔をして土方は銀時の目線の先を見る。
と、そこにいたのは土方には見覚えのある人物だった。
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作者名:みゅう | 作成日時:2021年11月8日 23時