16 ページ18
「んー。頭痛い。」
「最近、泣きすぎだね。笑」
「栞里、私どうすればいいと思う?」
「黒崎さんと仲良くなれば?」
「何でそうなるの。」
「え。面白くなりそうだから。」
「はぁ?笑」
「ま、とにかく、平常心だよ。平常心。」
平常心ねぇ。笑
無理だよ。平常心なんてさ。笑
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒崎さんが転校してきて、1週間。
まだ1言も話したことない。
挨拶すらしたことない。←
まぁ、相手はモデルだし?令嬢だし?
元彼の許嫁だし?
話したくもないし。
そもそも話すことなんてないし。
別に嫌ってる訳じゃない。
けどさ?
やっぱ、あるんだよ。自分の中で。いろいろとね?
って思ってたのに。
ある日の昼休み。
「桜庭Aちゃんだよね?」
図書室で静かに本を読んでたら黒崎さんに声をかけられた。
「あ、うん。そうだけど。」
「ちょっと話があるんだけど、いい?」
そう言われて、屋上に向かった。
このときは何も考えてなかった。
ううん。
考えたくなかった。
黒崎さんと健の関係なんて。
彼女の口から聞きたくなかったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Junna＊(プロフ) - ｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━!! (2018年7月31日 22時) (
レス) id: c9b31a7cde (このIDを非表示/違反報告)
橙 - Junna＊さん» りょうかい笑(( (2018年5月22日 23時) (レス) id: 2d53af4eff (このIDを非表示/違反報告)
Junna＊(プロフ) - 准くんと恋がしたい((切実w (2018年5月22日 19時) (レス) id: c9b31a7cde (このIDを非表示/違反報告)
Junna＊(プロフ) - じゃあ、待ってるね！ (2018年4月2日 22時) (レス) id: c9b31a7cde (このIDを非表示/違反報告)
橙 - Junna＊さん» わかった!!おっけぃ!! (2018年4月2日 22時) (レス) id: 2d53af4eff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：橙 | 作成日時：2017年12月17日 16時
