私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel90 ページ40

NO.side
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｢ベル姉眠いよ…｣




アメリカから日本に帰国したハニエルとベルモット


飛行機で14時間以上飛んで疲れていた



｢ふふ、ハニエル…寝るときはベッドで寝なさい、もうすぐで迎えが来るから｣



ニューヨーク空港を朝の9時15分に出て

成田空港に14時15分に着く

久しぶりにハニエルは飛行機に乗りテンションは上がっていたものの1日の半分は空の中にいるため歩き回れず座ったまま


｢ジン…早く来てー…｣

空港から出てポルシェが来るのを待つ


｢こんなことならバーボン呼べばよかったかしら？｣


ベルモットがニヤニヤしながら口紅を塗り直してグロスを塗る


｢なんでその男が出てくるのよ｣


横目でチラリと見たあと溜息をつく


すると、二人の目の前に1台の車が停る


｢わざわざ、呼び出して悪かったな…ベルモット｣

｢いいや？任務なんでしょ？ピスコがヘマしないように｣

ポルシェに乗り込んで家に向かう


ベルモットの家に着くと

ハニエルは降りるがベルモットは降りなかった



｢ベル姉？降りないの？｣


｢悪いわね、これからなのよ。その任務っていうのが｣


｢そう、頑張ってね｣


ﾌﾞﾛﾛﾛとポルシェが去る


ハニエルは、荷物を持って高層マンションに入る



(｢良かったの？…私と一緒に杯戸シティホテル行けばいいじゃない｣)

(｢今のあいつにシェリーを合わせるわけにはいかない。ヘタをしたらあいつは組織を裏切るぞ｣)

(｢シェリーのために？｣)

(｢ああ、シェリーを逃すためにな｣)

(｢それは嫌ね。私の天使を奪うなんて…許さないわ｣)

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