私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel79 ページ29

No.side


ドア付近に二人の影


｢一つ聞いていいかしら。あの二人をなぜ殺したの｣





｢ふっ、それが我々のやり方なんだ。さぁ、金を渡してもらおうか｣



｢ここにはないわ。ある所に預けているの｣



｢何！｣


｢その番妹よ！妹を連れてきなさい、約束したはずよ。この仕事が終わったら私と妹を組織から抜けさせてくれるって！｣


｢ｯﾌそいつは出来ねぇ相談だ｣


｢奴は組織の中でも優秀の頭脳だからな。妹はお前と違って組織に必要な人間なんだよ｣


｢じゃあ貴方達は、最初から！｣


｢さぁ、最後のチャンスだ。金の在り処を言え｣

ジンが拳銃を構えると

｢甘いわね。私を殺せば永遠にわからなくなるわよ｣


明美が拳銃を構える


｢甘いのはお前の方だ。コインロッカーの鍵を持っていることぐらい分かっているんだよ、それに言っただろ。最後のチャンスだと｣

ﾊﾞｧｧﾝと銃声がなる


ハニエルが明美の元へ走り座り込む

｢明美ｨｨｲｲｲ！｣


｢ジン！あんた！｣


怒りに身を任せたハニエルは立ち上がり

拳銃を取り出して

ジンに向けて弾丸を撃ち込んだ

1発目はジンの頬を掠った


｢あ、アニキ！｣


｢ハニエル!!落ち着いて!!｣



安室がハニエルを抱きしめ宥める

｢ッチ｣

ジンは拳銃をハニエルに向けたが、

それを見兼ねた安室もハニエルを抱きしめながら拳銃をジンに向ける


｢ジン、ここは手を引いてくれませんか。シンデレラは、あの女性を殺されて精神的にきているだけ。時期に目を覚まします｣





｢ジン！許さない！絶対に許さない！バーボン！離して！｣


再度弾をジンに放った


2発目は首を掠った


安室はハニエルの手から拳銃を奪って強く抱きしめる



ウォッカが明美の服からコインロッカーの鍵を入手するとジンとウォッカはどこかへ去った

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