私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel78 ページ28

ハニエルside

高校2年生になり

工藤新一が消え

毛利小五郎が有名になって


落ち着いた頃

.


｢ジン、今なんて…明美…を殺すって言った？冗談は止めて｣



組織に顔を出しに来たとき


たまたま廊下で聞いてしまった




ジンがいるであろう部屋に荒々しく入った






(｢シェリーの姉を消す｣)






｢バーボン、早く部屋に連れていけ｣


少し驚いた顔をしたジンはバーボンに目をやってた


｢はいはい、ハニエル行きますよ｣

安室は私の腕を引いたがジンに歩み寄って怒鳴った


｢バーボン離して！ジン！説明しなさい！｣


ジンとウォッカは、無言を突き通す


ふざけないで！

｢ジン…ジン!!なにか喋りなさいよ！｣




｢もういいわ！私、明美のところに行くわ！｣

すると、安室から離れ明美の元へ走り出した


｢ハニエル！｣

安室も後を追う







｢どうするんですかい？シンデレラ行っちゃいやしたけど…｣


｢ｯﾁすぐにシェリーの姉を始末するぞ｣






アジトから出て町に出ると携帯を取り出して電話をかける


後ろから安室透の姿が見えるとまた走り出した

角を使いながら安室透を撒く





ppppppp

｢あ！明美！今どこ？行っちゃダメよ！殺されるわよ！え？もう向かってる？！待って！私もそっち向かうから！｣





倉庫に着くと


まだ誰もいなかった。


｢まだ明美は着いていないようね｣

しばらくすると、赤い車が停る


車から降りてくる主を見てハニエルは歩み寄る



｢明美！｣

｢ハニエル…本当に来たの…｣


｢ジンはあなたを殺すつもりよ。だから、逃げて！｣

｢いいえ、この任務を成功させれば…志保も私もこの組織から抜けれるって｣

｢そんなのでっち上げよ！嘘に決まってるわ！明美を利用してお金を手に入れるためよ！だから、｣

｢ハニエル、時期にジンが来るわ。それにお迎えが来たようよ。｣



明美は後ろから来るバーボンを、チラリと瞳を動かしてみたあと、倉庫の中に入っていく

｢ハニエル…｣

安室が私の横に並び、明美に会釈をする

｢ハニエル、帰りましょう。ここにいれば何が起きるか、分かりますよね？｣

｢嫌よ、私は明美を…｣


静かな倉庫に明美が歩く足音が聞こえる



｢どこにいるの？出てきなさい！｣


明美が声をかけ首を回しながら探す


｢ご苦労だったな、広田雅美いや。宮野明美｣

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