私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel73 ページ23

ハニエルside


いつの間にかオトコに横抱きにされている

ドアを開けベッドに寝かせられオトコが四つん這いになり私の首に顔を埋める




その間のオトコの手はすっごいいやらしい手で身体を触る


そして、オトコが私の服に手をかけた



流石にまずくない?!



ハジメテがこいつとか有り得ないから

こいつだったら安室の方がまだマシね！



仕方ない…


｢ねぇ、やっぱり飲み直していい?その…気分が上がらない｣


｢ふふ、お嬢様の仰せの通りに｣


一かバチか、やってみる価値はありそうね。どうせこの男はあの世行き。誰が逝かせるか、それだけよ。



キュラソーが殺るか私が先に殺るか



｢ねぇ、ゲームしましょ！普通に飲んでも面白くないから！｣

｢そうだね、どういうゲームだい？｣

｢私が飲ませるお酒、なんのお酒が当てるかゲーム！どう？｣

｢ｸｽｸｽ…僕だったら一発でわかるよ？｣

｢見たところ、ワインとシャンパン、種類は2個だけど、銘柄や年季が違う。だから、目瞑って！｣

｢ハードル上げたね、君もやるんだろう？｣

｢ええ、｣

｢なら、僕が最初に目を瞑ろう｣



男が目を瞑っている隙に、

ワイングラスにワインと、シェリーに調べてもらった薬から、睡眠薬を取り出してカプセルを割って中の粉を出す

そうして、そのワインを持って男に飲ませた

5分くらい経って

｢…ふむ…シャトー・ラフィット・ロートシルトだね｣



即効性のあるもので10分かかる。
あと5分どうするか…



未だに酒を飲んだことがない私

ここは一つ演技をするしかない


｢ええ！何でわかるの！？じゃあこっち！｣


睡眠薬を入れたワインをまた男に飲ませる

味を何度も確かめ匂いを嗅いだりして


5分経つ

｢これは…｣

ﾊﾟﾀっと倒れた

ハニエルは毒にコーティングされている白の錠剤を取り出して男の口に含ませてワインを飲ませた。


ゴクリと、飲み込んだのを確認した






悪く思わないでね



急に呻きだし、苦しいと叫び少し青白く見えてくる男



｢うぐ…あ"…｣

初めての殺人


終わったのにも関わらず震え出し冷や汗をかいて呼吸が早くなる


顔は少し真っ青になっているだろうな


どうしよう…どうすればいいの

怖い…







と、

取り敢えず、キュラソーに合流しないと




自分の荷物を取って部屋を出る

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