私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel68 ページ18

ハニエルside


｢行ってらっしゃい…ハニエル。早く帰ってきてくださいね。寄り道厳禁ですよ｣


全く…いい大人が何を言っているのかしら、そして寄り道ってね、高校生ぐらいしてもいいじゃない…



もう、家戻っていいかしら…



学校に着くとAngelに話しかけられた。

｢ウルヴァースさん、おはよう！｣

その後から

｢ウルヴァースちゃーん！おっは〜!｣


元気よくAngelとよくいる女の子


｢おはよう、毛利さん、鈴木さん｣


｢鈴木さんって他人行儀すぎー！やだー！｣


｢なら、ウルヴァースさんってのも他人行儀だと思うけど？｣

｢なら、呼び捨てでいい？｣

｢ええ、私も蘭、園子って呼ぶわ｣


長い廊下を歩き教室のドアを開け席に着く



｢はい、お前ら着席しろー｣


｢はい、席につけー！｣

先生が入ってくる


｢出席取るぞー…って工藤いねぇじゃねぇか｣

案の定彼はいなかった




その日は彼が不在の中授業が行われた


放課のチャイムが鳴る


｢ハニエル、家はどこなの？一緒に帰らない？｣



園子が近寄ってきて話しかけられる

｢今は米花町〇丁目の高層マンションよ｣

安室の家ではなく、ベル姉の家を教えた。



蘭が鞄を持ちながらこちらに駆け寄ってくる


校門を出て歩きながら喋る

｢え！高層マンションなの！一人暮らし?｣

｢んー、半1人暮らし？｣


｢どういうこと…｣

｢一緒に住んでいる人がアメリカでの仕事が多くてあんまり家にいないのよ｣


｢へぇ…大変なのね。寂しくはないの？｣


｢うん、私もお泊まりしてるから家空けてる時もあるし｣


｢彼氏?!｣


え、なんでそうなるの

｢ハニエルって彼氏いそうよね〜!!｣

｢だよね!!年上ですっごいイケメン、可愛いとか普通に言っちゃう!!それで、彼氏はエスコートが上手くてハニエルは、冷静を装っているけど内心心臓バックバクでそれを見抜いている人っぽい｣

園子が恍惚な表情で妄想している



少し引くわ。

女子高生はこんなもんなのかしら…


｢生憎、彼氏はいないわ｣

彼氏候補ならいるけど

｢私ここで！じゃあ、蘭、ハニエルばいばい！｣

園子は、今日用事があるらしくすぐに別れた




｢ハニエル彼氏いないなんて凄い意外〜｣

｢そう…?あなたはどうなの？｣

目の前に小学生達が遊びながら帰っていた


｢はは、私なんか出来るわけ…無いじゃない｣


避けて通ろうとしたが、蘭が立ち止まった








｢あれ、コナンくん？｣

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