Haniel67 ページ17
ハニエルside
「どういうこと?これじゃあまるで…
幼児化」
生きる代わりの代償なものか
「ええ、どうやらこの薬、体内で自然消滅するのよ」
「どういうこと?」
「無くなっていたのよ。この全てのマウスの体内からこの薬の成分は検出されなかった。勿論、この生きているマウスもね」
マウスについての資料をハニエルに渡した
「そんなことがありえるはずが…」
「科学に嘘はない」
シェリーはハニエルを目を見て強く言った
「…どうして、私にこのことを言ったの?下手をすれば…」
「この薬は、死ぬか幼児化するか。使いようによってはあなたのラッキーアイテムになるかもしれない。組織には脅威で有利になるアイテム。
シンデレラ、いや、ハニエル。この薬をあなたにあげるわ」
「何かあったらこれを使って。お母さんのようにすごい薬なんて作れない。でも、なにか役に立ちたいの。私は毒薬を作るのには自信があるわ。組織を壊滅させるんでしょ?この毒薬、役に立てるのなら全てあげるわ。」
「そんなことしたら…」
「死ぬ人が多くなるわ。でも、それと同時にここにいるノックを助かる確率、上がるでしょ?ここに潜入している時点で死は覚悟しているんだろうし、それで助かるなら潜入捜査官も私も嬉しいわ。
だから、あなたに託すの。半分ノックのあなたに。」
そう言ってシェリーは毒薬(仮)をケースに入れてハニエルに渡した
「あ、そうだ。前これを盗ってきちゃったの。潜入したときに右上がりのデータだったから組織に不利のものだと思うの」
部屋が四つに別れているケースから薬を取り出す
(Haniel41に出てきたヤツです)
「へぇ…分かったわ。すぐ調べるわ」
シェリーはその場で薬を割って、調べ始めた
「この赤と白のカプセルは、ただの睡眠薬。白の錠剤は、痺れや痙攣を起こす。青いヤツは、コブラの毒を固形物にしたもの、それをシュガーでコーティングをしているわ。飲めば死ぬかは分からないけど血液型が固まるわね。青いヤツと白のカプセルは、分からないわ…もう少し時間をくれないかしら」
「ええ、この後バーボンに呼ばれているから…またね」
「ええ、また。ハニエル、幼児化のことはくれぐれも誰にも喋らないで。」
「分かってるって!」
そう言って出て行った
【現在】
_____もしかしたら彼は生きている。
幼児化してね。
だったら、
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ますしん - 更新がまちどうしいです!頑張ってくださいね。夢主の活躍(°▽°) (2017年1月15日 19時) (レス) id: db54066c13 (このIDを非表示/違反報告)
シホ(プロフ) - 黒砥蒼依さん» すみません!ありがとうございます! (2017年1月7日 10時) (レス) id: c8a4b68f14 (このIDを非表示/違反報告)
黒砥蒼依(プロフ) - No problem が No proglamになってます。 (2017年1月7日 6時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
ますしん - 楽しいです!見ていてワクワクします!!更新頑張ってください。続きが楽しみです (2017年1月4日 18時) (レス) id: dc22450790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シホ | 作成日時:2016年12月31日 23時