私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel66 ページ16

ハニエルside


ジン達がトロピカルランドで取引をし終わり

アジトに帰ってきた




｢っえ？工藤新一を殺った？｣


｢殺ったかどうか知らんが、毒薬を試した｣


シェリーが開発したAPTX4869をあの工藤新一を使用したという


｢は？あれはまだ試作段階よ？！それを有耶無耶に使って生きてたらどうするの？！｣


シェリーが声を荒らげて怒鳴る


｢後で家を調べりゃ出てくるだろうよ｣




｢…はぁ、研究に戻るわ｣

呆れたように

ｺﾂｺﾂｺﾂと、シェリーは扉を開けて研究室に戻っていった


｢シンデレラどうした｣

｢ふふ、いいえ。何でもないわ｣





シェリーに見せてもらったAPTX4869の試作、


ジンは知らないだろうけど、




面白い変化をするのよ





【1週間前】No.side




シェリーが黒のタイルを敷かれた廊下を歩く



パスワードと指紋認証をし研究室に入って上着を掛けて白衣を手に取る

白衣を着ながらパソコンを起動させる

コーヒーを入れ椅子に座り研究データをチェックする

画面にいるマウスは倒れていて死んでいる


さらにエンターキーを4.5回押しても同じようにマウスは動いていない


さらに1回押すと

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ


シェリーは目を見開く



赤い文字で
『A LIVE』

シェリーはそのマウスの四方に囲まれている映像を開き見る



そして、シェリーは左にある受話器を取りどこかへ繋ぐ

｢もしもし？私だけど、ちょっと来てくれる？ええそう、第四ラボよ。面白いもの見せてあげるわ、ええ｣







｢シェリー？来たわよ？｣


｢久しぶりね、シンデレラ｣

シェリーがその声の主を見る




｢私、研究とかよく分からないんだけど｣

シェリーは自分用にコーヒーを入れ
シンデレラに紅茶を用意した

｢それでもいいのよ、私のお母さん、ヘルエンジェルがシルバーブレスレットと名付けて作っていた薬

それをさらに改良して作ったの。まぁ仮だけど、そうしたら見てちょうだい？｣

マグカップを渡しながらケースに入れられている実験体に目を移した

ハニエルは、渡された紅茶を受け取りシェリーが空いた手で実験体の箱を指さした。



その指さした先を見ると



ほかのマウスは動いていないのに、1体は動いている

ただ、小さくなっている

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