File.39 ページ42
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謙杜がいなくなった部屋。
残されたなにわ男子は呆然としていた。
大吾「ま、まぁ、会議始めるで。」
何とか進めようとする。
大吾「今日は鬼殺隊についてや。皆、資料の二ページ目を見てくれへん?」
するとそこには炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子の顔写真が載っていた。
大吾「この四人が有力候補や。何回も目撃されとる。」
和也「俺達も見た。」
丈一郎「刀持っとる。」
大吾「そう。それで、皆“日輪刀”という刀持ってん。それで鬼の頚を斬る。鬼は日光か日輪刀で頚を斬られない限り死なないらしいで。鬼は千年以上前からいると本には書いてあったん。」
皆信じられなかった。
いつも仲良くしている人が鬼殺隊だなんて。
その後も会議は続く。
大吾「で、ボスからの指令や。今月中に、鬼殺隊を殺せ。分かったな?」
同じ学生同士の殺し合い。
4人を殺したら勿論問題になる。
だって人間殺す。
でも殺し屋は無情にも人を殺していく。
和也「で、でもどうするんや。人を殺して、学校で亡くなりました言われたら話題になるやろ。俺達、サツに捕まったら……。」
駿佑「もし殺して、サツに捕まったら。大問題やで。荒れるで。」
大吾「……そんなこと、言ってられへんやろ。だって俺らは殺し屋やで。それで生計を立てて、生きてるんやで。何でもボスの命令は絶対や。逆らったらクビか、
大吾の声は冷たかった。
ウラジジョウが、ある世界。
皆ただ黙って大吾を見てる。
大吾「これから計画をたてるで。それぞれ資料をスマホに送っておくからな。呉々もハッキング、なんてされへんように。」
それだけ言うと会議は終わった。
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あずきいろ
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三日月島 - s Y.さん» ありがとう!これからもっと面白くなるように精進します! (2021年8月14日 11時) (レス) id: 85e6cc4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
s Y.(プロフ) - 相変わらず、文の書き方上手!これからの展開楽しみに待ってるよ! (2021年8月9日 22時) (レス) id: 49245be9c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月島 | 作成日時:2021年5月15日 18時