鬼殺隊VS殺し屋 【鬼滅の刃】【なにわ男子】

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恭平side

今日も同じ事の繰り返しや。

食べて、寝て、また起きる。

そんな俺のどうだってええ人生を変えたのが、

なにわ男子を裏切ってしまうかもしれない、

裏の裏の、また裏の顔。


*

俺の日常が非日常になったのは俺がまだ中1の頃。

後ろから殴られて、気づいたら知らない部屋にいたん。

白い天井。

病院かな、それとも家かな?

なんて思った。

俺は頭が回らなくて、

意識が朦朧としてたんや。

あまりその当時の記憶が無くて

でも、俺と同じ感じの人が

……他にも3人いた。

俺は興味なくて、

1人女のコがいた。

気の毒に、って思ったん。

気づくのは遅くて、

手には手錠がかかっていた。

どうにもこうにも逃げ出せなくて、

俺一人だけでもって思ったんやけど

無理やった。

他の二人は男で、

同じくらい、いや、年下やな。

二人は寝てたん。

でも片方がすぐ起きて、

「長尾、長尾!!」

ってしか言わへんから、

この子は長尾、ってしか言えへんかと思った。

そしたら長尾と呼ばれた子が、

「おはよーみっちー、ここ何処やー?」

見たいな呑気なこと言うんや。

女の子はまだ寝とる。

部屋には何も無くて、

俺達の過呼吸の呼吸音くらいしか音が無い。

ほぼ無音に近くて。

女のコを起こした。

必死に助けを求めた。

希望のカケラなんて、

なかった。

でも俺にとったら

同じ状況に置ける人がいて、

少しだけ信じて見ようとおもったん。

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