君のこと 2 (ページ14)

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本当のことAside ページ14

松潤からの衝撃の一言…

「俺、も…。」

それを聞いてずっと隠していた気持ちが、プツンと糸のように切れた。

M「その素直さが相葉さんだよ(笑)じゃ、俺も本当のことを言うね。」

そして、次に聞いた言葉は

M「みんなは内緒にしておこうってことになってるから、俺が言ったって言わないでね。」

あの時の俺の行動を後悔させるものだった。

「え…。」

Aさんが、担当を…

M「本当は解雇されるかもしれなかったんだけど、翔さんが直談判して…」

俺は何ができたんだろう…

「俺、情けないな…。」

全然助けられてないじゃん

M「うん。情けない。」

ちょっと(笑)?!

そこは“そんなことないよ”って普通フォローするでしょ?!

M「自分の気持ちを隠してるなんてダサいよ。相葉さんらしくないし…。」

「でも、美紀は…。」

M「恋愛は義理で付き合うようなものじゃないでしょ。」

そう言って、楽屋を出て行った松潤。

その後、リーダー、ニノ、翔ちゃんがやって来た。

楽屋での会話も、収録中も

俺は松潤に言われたこと

Aさんのこと

美紀のことを考えていた。

「やっぱり会いに行こう。」

N「え？誰に?」

俺のそばにいたニノが聞いた。

「う、ううん。なんでもない。」

みんなには内緒で会いに行くよ。

本当のことを言うために。